2025年04月01日掲載
令和4年度から令和6年度までの時限措置として実施されたHPVワクチン救済措置接種(キャッチアップ接種)ですが、最終年であった令和6年夏頃から全国的に周知・広報の強化が図られた結果、ワクチンの需要が夏以降に大幅に増加し、ワクチンが限定出荷された時期がありました。
この影響により、期間内に3回の接種を完了できない方が見込まれたことから、条件つきでキャッチアップ接種を1年延長する経過措置が実施されることになりました。
次の1から3のすべてに該当する人
残りの回数分を公費で接種することが可能
接種済みの回数 | 完了までに接種が必要な回数 | 備考 |
---|---|---|
1回接種済みの人の場合 | 2回 | 期限までに接種を完了するには、遅くとも12月末までに2回目の接種をする必要があります。 |
2回接種済みの人の場合 | 1回 |
令和8年3月31日まで(1年延長)
無料(接種期限を過ぎると任意接種となり有料になります)
※母子健康手帳を紛失したなどやむを得ない場合は、手帳のかわりにHPVワクチン予防接種済証をダウンロード印刷しご持参ください。
富士市HPVワクチン接種済証
(PDF 17KB)
市内実施医療機関
※医療機関への予約の際には、必ず過去に接種したワクチンの種類をお伝えください。なお、サーバリックス(2価)の取扱いがない医療機関もありますので御了承ください。
静岡県小児科医会発行リーフレット
(PDF 1108KB)
HPVワクチンの種類 | サーバリックス(2価) | ガーダシル(4価) |
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予防できるHPVの型 | 16型、18型(高リスク型) | 16型、18型(高リスク型) 6、11型(低リスク型) |
接種回数 | 3回 | 3回 |
標準接種スケジュール | 2回目:初回接種の1か月後 3回目:2回目接種の5か月後(初回接種から6か月後) |
2回目:初回接種の2か月後 3回目:2回目接種の4か月後(初回接種から6か月後) |
ワクチンの種類 | シルガード9 |
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予防できるHPVの型 | 16型、18型、31型、33型、45型、52型、58型(高リスク型) 6、11型(低リスク型) |
接種回数(15歳以上の人の場合) | 3回 |
標準的な接種間隔 | 2回目:初回接種の2か月後 3回目:2回目接種の4か月後(初回接種から6か月後) |
原則は同じ種類のワクチンで接種を完了してください。
ただし、2価及び4価ワクチンで接種を開始した人が、残りの回数の接種を9価ワクチンで行うことについては、医師とよく相談した上であれば、実施して差し支えありません。
国と県に相談窓口が設置されています。子宮頸がん予防ワクチンの接種について相談することができます。
接種後の副反応等で生じた健康被害に対する救済は予防接種健康被害救済制度の対象になります。
健康政策課健康推進担当(本市場432番地の1 富士市フィランセ内)
電話:0545-64-9023
ファクス:0545-64-7172
メールアドレス:ho-kenkou@div.city.fuji.shizuoka.jp