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子宮頸がん HPVワクチン救済措置接種(キャッチアップ接種)について

2024年04月01日掲載

接種機会を逃した方に対する救済措置接種(キャッチアップ接種)を実施します(公費接種)

希望する方は令和6年9月までに接種を開始しましょう(半年間で3回接種が標準です)

厚生労働省発行リーフレットの図

 子宮頸がん予防ワクチンであるHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンの接種は、平成25年4月に定期接種となりましたが、接種後の痛みや運動障害などの多様な症状の報告が相次いだことから、同年6月14日から積極的な接種勧奨は差し控えられていました。
 その後、国の検討部会において、HPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないこと、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ることが認められたことから、令和3年11月から接種勧奨が再開されました。
 また、併せて積極的勧奨が差し控えられていた期間に、接種機会を逃した方に対する救済措置接種(キャッチアップ接種)を実施することが決定され、令和4年4月1日から開始されています(令和7年3月31日までの時限措置)。
 対象の方は、ワクチンの有効性やリスク等を十分に御理解いただいた上で、接種を希望される場合は実施医療機関にお申し込みください。
 詳しくは、厚生労働省発行のリーフレット、またはウェブサイトをご確認ください。

対象

  • 次の1~3のすべてに該当する人
  1. 平成9年4月2日生まれから平成20年4月1日生まれまでの女性
  2. HPVワクチンの規定接種回数(3回)を終えていない未接種者・接種中断者
  3. 接種時に富士市に住民登録がある人

接種回数

  • 未接種者:3回(通常、3回接種の場合は約6か月の期間が必要です)
  • 接種中断者:不足回数分

実施期間

令和7年3月31日まで

HPVワクチンの種類について

令和5年度から9価HPVワクチンが定期接種に使用可能になりました

9価HPVワクチンリーフレットの図

 これまで定期接種で使用可能なワクチンは、2価ワクチン(サーバリックス)と4価ワクチン(ガーダシル)の2種類でしたが、令和5年4月1日から、9価ワクチン(シルガード9)が追加されました。
 なお、9価ワクチンは、⼦宮頸がんの発生に関連する9つのHPVの感染を予防し、子宮頸がんの原因の80から90パーセントを防ぐことができるといわれています。

接種回数と接種間隔(未接種者の場合)

キャッチアップ接種対象の人は、いずれのワクチンも3回接種となります。
ワクチンによって接種間隔が異なりますのでご注意ください。

2価ワクチン・4価ワクチンの場合

HPVワクチンの種類 サーバリックス(2価) ガーダシル(4価)
予防できるHPVの型 16型、18型(高リスク型) 16型、18型(高リスク型)
6、11型(低リスク型)
接種回数 3回 3回
標準接種スケジュール 2回目:初回接種の1か月後
3回目:2回目接種の5か月後(初回接種から6か月後)
2回目:初回接種の2か月後
3回目:2回目接種の4か月後(初回接種から6か月後)

9価ワクチンの場合

ワクチンの種類 シルガード9
予防できるHPVの型 16型、18型、31型、33型、45型、52型、58型(高リスク型)
6、11型(低リスク型)
接種回数(15歳以上の人の場合) 3回
標準的な接種間隔 2回目:初回接種の2か月後
3回目:2回目接種の4か月後(初回接種から6か月後)

2価ワクチン又は4価ワクチンとの交互接種について

原則は同じ種類のワクチンで接種を完了してください。
ただし、2価及び4価ワクチンで接種を開始した人が、残りの回数の接種を9価ワクチンで行うことについては、医師とよく相談した上であれば、実施して差し支えありません。

接種費用

無料(接種期間を過ぎると任意接種となり有料になります)

持ち物

  • HPVワクチン接種予診票(令和4年度郵送済み)
  • 母子健康手帳(接種歴を確認するために必要です)

※令和4年度に郵送済みの予診票を使用してください。2価・4価ワクチンと記載がありますが、9価ワクチンでも使用可能です。
※母子健康手帳を紛失したなどやむを得ない場合は、手帳のかわりにHPVワクチン予防接種済証をダウンロード印刷しご持参ください。

実施場所

市内実施医療機関

※接種中断者の方は、医療機関への予約の際には、必ず過去に接種したワクチンの種類をお伝えください。なお、サーバリックス(2価)の取扱いがない医療機関もありますので御了承ください。

市外・県外の医療機関で接種を希望する場合は事前の手続きが必要です

注意事項

予診票は、市が管理する予防接種履歴において接種が完了していない人へ送付しています。そのため、下記の人は予診票が届く場合があります。

  • 転入や任意接種などにより市に接種履歴がない場合
  • フィランセ窓口や医療機関で予診票を交付されたが、まだ接種していない、または接種をしたばかりの場合

※規定回数以上の接種を避けるため、不要な予診票が届いた場合は必ず破棄してください。

相談窓口

国と県に相談窓口が設置されています。子宮頸がん予防ワクチンの接種について相談することができます。

健康被害に対する救済措置

接種後の副反応等で生じた健康被害に対する救済は予防接種健康被害救済制度の対象になります。

HPVワクチンを任意で既に接種された方へ ~ 接種費用の払い戻し(償還払い)について ~

令和4年7月20日より、平成26年4月1日から令和4年3月31日までの間にHPVワクチンを任意接種(自己負担)したキャッチアップ接種対象者の方に対し、接種に要した費用の払い戻し(金額上限あり)を行います。

お問い合わせ

健康政策課健康推進担当(本市場432番地の1 富士市フィランセ内)

電話:0545-64-9023 
ファクス:0545-64-7172
メールアドレス:ho-kenkou@div.city.fuji.shizuoka.jp

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