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更新日:2026年4月24日

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目次

 

MR(麻しん・風しん混合)

 麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)により、感染力が非常に強く、肺炎などの重篤な合併症を起こす麻しんや風しんを予防できます。1歳と小学校に上がる前の合計2回の接種を行います。

麻しん・風しんとは

麻しんとは

 麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症として知られています。

 麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播し、その感染力は非常に強いと言われています。

 免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。

 麻しんに感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。

 死亡する割合も、先進国であっても1,000人に1人と言われています。その他の合併症として、頻度は10万人に1人程度とされているものの、麻しんウイルスに感染後、数年から十数年後に亜急性硬化性全脳炎(SSPE)と呼ばれる中枢神経疾患を発症することもあります。また、2歳未満で麻しんにかかるとSSPEの発症のリスクとなります。

麻しん(国立健康危機管理研究機構:JIHS)(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

風しんとは

 風しんは、風しんウイルスによって引き起こされる急性の発しん性感染症です。​

 風しんウイルスの感染経路は飛沫感染や接触感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播し、ウイルス排出は発しん出現の前後1週間でみられ発症前から感染力があります。

 症状は不顕性感染(感染症状を示さない)から、重篤な合併症併発まで幅広く、特に成人で発症した場合、高熱や発しんが長く続いたり、関節痛を認めるなど、小児より重症化することがあります。また、脳炎や血小板減少性紫斑病を合併するなど、入院加療を要することもあるため、決して軽視はできない疾患です。​

 また、風しんに対する免疫が不十分な妊娠20週頃までの女性が風しんウイルスに感染すると、眼や心臓、耳等に障害をもつ(先天性風しん症候群)子どもが出生することがあります。(妊娠12週までにかかった場合85%、妊娠13~16週の場合は50%などとされています)

風しん(国立健康危機管理研究機構:JIHS)(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

MR(麻しん・風しん混合)ワクチン【定期接種】

 MRワクチンを接種することによって、95%程度の人が麻しんウイルスと風しんウイルスに対する免疫を獲得することができると言われています。

対象者・接種期間

 接種期ごとに1回ずつ、計2回の接種が必要です。

接種期 対象者
第1期

1歳の1年間

(1歳の誕生日の前日から2歳の誕生日の前日まで)

第2期 年長児
(小学校入学前の1年間)

使用するワクチン

乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチン(PMDA)(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

接種費用

 無料(全額公費負担)

接種方法

 1回あたり0.5mLを皮下に注射

ワクチンの安全性・副反応

 ワクチン接種後の症状として、発熱、発しん、鼻汁、咳嗽、注射部位紅斑・腫脹などがみられます。重大な副反応として、アナフィラキシー、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)、脳炎・脳症、けいれん、血小板減少性紫斑病がごく稀に(0.1%未満)報告されていますが、ワクチンとの因果関係が明らかでない場合も含まれています。

 なお、麻しん含有ワクチンは、ニワトリの胚細胞を用いて製造されており、卵そのものを使っていないため卵アレルギーによるアレルギー反応の心配はほとんどないとされています。

 しかし、重度のアレルギー(アナフィラキシー反応の既往のある人など)のある方は、ワクチンに含まれるその他の成分によるアレルギー反応が生ずる可能性もあるので、接種時にかかりつけの医師に相談してください。​

予防接種健康被害救済制度

 上記のような副反応以外にも、副反応による健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が生じることがあります。極めてまれではあるものの、副反応による健康被害をなくすことはできないことから、救済制度が設けられています。

 予防接種によって健康被害が生じ、医療機関での治療が必要になったり、障害が残ったりした場合に、その健康被害が予防接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときは、予防接種法に基づき救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。

予防接種健康被害救済制度について

予防接種健康被害救済制度について(厚生労働省)(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

市内実施医療機関

こどもの予防接種実施医療機関一覧

市外・県外の医療機関で接種する場合

 市外・県外の医療機関で接種する場合は、医療機関に「予防接種依頼書」の提出が必要になります。接種の前に下記のとおり予防接種依頼書の発行申請をしてください。

 事前に申請せずに市外・県外で接種した場合、自己負担が発生し、払い戻しできませんのでご注意ください。

静岡県内の医療機関で受ける場合(相互乗入れ制度)

 静岡県の相互乗り入れ制度の協力医療機関で接種する場合、予防接種依頼書があれば、自己負担なく無料で接種を受けることができます。ご希望の医療機関が協力医療機関かどうか不明な場合は、健康政策課(0545-64-9023)へお問い合わせください。

静岡県外の医療機関で受ける場合(償還払い)

 静岡県外の医療機関での接種の場合、予防接種依頼書を持参のうえ、一旦自己負担での接種となり、接種後の償還払いとなります。年度末(3月31日)までに払い戻しの手続きをする必要があります。

 また、接種料金が払戻額の上限を超えた場合の差額は自己負担になります。接種料金は医療機関によって異なります。

MRワクチン行政措置接種

 下記に該当される方に対して、公費負担によるMRワクチンの接種(行政措置接種)を実施しています。該当される方は健康政策課までお問合せください。

MR行政措置接種の対象者

 定期接種対象を除く満2歳から高校3年生相当年齢までの人のうち、今までに一度もMR混合ワクチンまたは麻しんワクチンを接種したことがない人

令和6年度のワクチン供給不足による経過措置対応について

 令和6年度にMRワクチンの一部出荷停止により、ワクチンの供給が不安定になったことから、定期接種の対象期間内に接種を受けられなかった下記の方に対し、公費接種として対応します。

対象者

  • 令和6年度内の第1期の対象者
  • 令和6年度における第2期の対象者(平成30年4月2日~平成31年4月2日生まれの児)

公費接種可能期間

 令和7年4月1日から令和9年3月31日まで(2年間)

接種にあたって

 接種にあたっては、事前の申請が必要です。母子健康手帳を持参し、健康政策課にお越しください。

任意接種の一部助成

 風しんの抗体が低い、妊娠を希望する方などに対し、ワクチンの接種費用を一部助成しています。

風しんの抗体が低い人へワクチンの接種費用を一部助成します

国内において麻しん(はしか)感染の報告数が増加しています

 2023年以降は、国外における麻しん流行に伴い、国内でも海外からの麻しん輸入症例が増加している一方で、海外渡航歴のない麻しん症例も報告されています。

 手洗いやマスクだけでは、麻しんを予防することはできません。麻しん含有ワクチンの接種は、麻しんの感染予防法として最も有効な手段です。

 定期接種の対象者は早めの接種をお勧めします。また、富士市ではMRワクチンの行政措置接種、任意接種の一部助成も実施しています。上記をご確認ください。

麻しんについて(厚生労働省)(外部サイトへリンク)

お問い合わせ先

保健部健康政策課健康推進担当

本市場432番地の1(フィランセ西館1階)

電話番号:0545-64-9023 

ファクス番号:0545-64-7172