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更新日:2025年5月15日
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目次
ヒブワクチン
ヒブとは
ヒブ(インフルエンザ菌b型)は、中耳炎、副鼻腔炎、気管支炎などの表在性感染症の他、髄膜炎、敗血症、肺炎などの重篤な深部(全身)感染症を引き起こす乳幼児の重篤な病原細菌です。
ヒブによる髄膜炎は5歳未満人口10万対7.1から8.3とされ、年間400人が発症し、約11%が予後不良と推定されています。生後4か月から1歳までの乳児が過半数を占めています。
対象者
生後2か月から5歳の誕生日前日まで
接種回数
接種の開始時期 | 初回 | 追加 |
---|---|---|
満2か月以上7か月未満 | 3回 | 1回 |
満7か月以上12か月未満 | 2回 | 1回 |
満1歳以上5歳未満 | 1回 | なし |
実施場所
個別予防接種実施医療機関
(こどもの予防接種実施医療機関一覧をご覧ください。)
副反応
局所反応が中心で発赤(42.4から45.9パーセント)、腫脹(はれ)(9.9から23.1パーセント)、硬結(しこり)(13.9から21.5パーセント)、疼痛(2.5から9.1パーセント)、全身反応は不機嫌(8.5から23.0パーセント)、食思不振(4.1から13.2パーセント)、発熱(1.6から4.1パーセント)などが認められています。