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更新日:2025年5月15日
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目次
小児肺炎球菌
小児肺炎球菌とは
肺炎球菌は、細菌による子どもの感染症の二大原因のひとつです。
この菌は子どもの多くが鼻の奥に保菌していて、ときに細菌性髄膜炎、菌血症、肺炎、副鼻腔炎、中耳炎といった病気を起こします。肺炎球菌による化膿性髄膜炎の罹患率は5歳未満人口10万対2.6から2.9とされ、年間150人前後が発症していると推定されています。死亡率や後遺症例(水頭症、難聴、精神発達遅滞など)はヒブによる髄膜炎より高く、約21パーセントが予後不良とされています。
対象者
生後2か月から5歳の誕生日前日まで
接種回数
接種の開始時期 | 初回 | 追加 |
---|---|---|
満2か月以上7か月未満 | 3回 | 1回 |
満7か月以上12か月未満 | 2回 | 1回 |
満12か月以上24か月未満 | 1回 | 1回 |
満24か月以上5歳未満 | 1回 | なし |
実施場所
個別予防接種実施医療機関
(こどもの予防接種実施医療機関一覧をご覧下さい。)
副反応
接種局所の紅斑(71.0から80.7パーセント)、腫脹(はれ)・硬結(しこり)(64.5から74.0パーセント)、疼痛・圧痛(7.5から16.9パーセント)、全身症状として発熱(18.6から24.9パーセント)、易刺激性(11.2から20.4パーセント)などが認められています。