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更新日:2025年5月15日
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【広報ふじ令和3年】富士市安心おかえり事業
認知症などで行方不明が心配な高齢者等の事前登録制度 富士市安心おかえり事業が始まりました
高齢化の進行とともに認知症の人は増えていて、令和7年には高齢者の5人に1人が認知症になると言われています。認知症の人の中には、何か目的があって外出したものの、家に戻れず行方不明になってしまう人がいます。
本人と家族の安心・安全のために、富士市安心おかえり事業を利用してみませんか。
登録した人の情報を共有します 事前登録
行方不明になるおそれがある人の名前・住所・連絡先・写真などを事前に市に登録し、万が一、行方不明になったときに登録した情報を活用することで、早期の発見・保護・身元確認につなげるための制度です。登録した情報は警察署や地域包括支援センターなどと共有します。
- 対象/在宅で生活していて、認知症などにより行方不明になるおそれがある65歳以上の人及び若年性認知症の人
- 登録方法/登録は無料です。登録届(高齢者支援課で配布、市ウェブサイトでダウンロード可)に必要事項を記入し、顔写真・全身写真(各1枚)を添付し、直接高齢者支援課へ
※申請には本人の署名が必要です。また、緊急連絡先として3件まで連絡先が登録できます。
-写真あり-
(写真説明)QRコード 詳しくはこちら
早期発見に役立ちます 安心おかえりシール
事前登録した人のうち希望者に、服や杖などに貼ることができるQRコードがついた「安心おかえりシール」を30枚無料で配付します。
-写真あり-
(写真説明)安心おかえりシール(2.5センチメートル×5センチメートル)
地域での見守りにご協力をお願いします
道に迷っている高齢者を見かけたら
その人は自分が今どこにいるか分からなくなっている可能性があります。優しく声をかけ、話を聞いてあげてください。
声かけのポイント
- (1)驚かせないように、ゆっくり近づいて相手の視野に入ってから話しかける(後ろから急に声をかけない)
- (2)近づき過ぎない距離で目線を合わせ、ゆっくりと穏やかな口調で話しかける
- (3)声かけは「こんにちは」など笑顔で挨拶してから、「どちらへ行かれますか」などと優しく声をかける
※一人で対応が難しい場合は、周りの人に協力を依頼したり、近くの交番へ案内したりしてください。
認知症サポーター養成講座
認知症の人への対応方法など基礎知識を学ぶ講座です。詳しくは市ウェブサイトをご覧になるか、高齢者支援課へ。
-写真あり-
(写真説明)QRコード
安心おかえりシールを貼っている人を見かけたら
- (1)安心おかえりシールのQRコードをスマートフォンなどで読み取る
※「シールがついているようなので、読み取らせてください」と伝えてから、QRコードを読み取ってください。
※QRコードを読み取ると同時に、メールアドレスを登録した家族に通知が届きます。 - (2)伝言板が開き、シールをつけている人の日頃の呼び名や対応時の注意点などが表示される。その伝言板に、発見場所などを入力する
- (3)発見者と家族が伝言板を通して直接やり取りする
- (4)家族が迎えに来る
※QRコードを読み取った人及びメールアドレスを登録した家族などの個人情報は、相手に表示されません。
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(写真説明)どこシール伝言板 画面イメージ
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(写真説明)QRコード シールの読み取る手順は、こちらから動画で確認できます
-イラストあり-
(イラスト説明)行方不明
-イラストあり-
(イラスト説明)帰宅
行方不明になった人をできるだけ早く発見するためには地域での見守りが重要です。地域に認知症を理解し、見守ってくれる人が増えると、本人や家族は安心して地域で暮らしていくことができます。
温かい目で見守りにご協力をお願いします。
問合せ/高齢者支援課(市役所4階)電話 55-2916 ファクス 55-2920 Eメール ho-koureishien@div.city.fuji.shizuoka.jp