2024年11月20日掲載
麻しんについては、現在、海外における流行が報告されており、加えて国内においても報告数が増加していることから、今後、更に感染事例が増加することが懸念されます。
麻しんと風しんの混合ワクチンであるMRワクチンの接種は、麻しんの感染予防法として最も有効な手段であることから、定期予防接種の対象の方は早めの接種をお勧めします。
また、富士市ではMRワクチンの行政措置接種も実施しています。
接種期 | 対象者 | 接種回数 |
---|---|---|
第1期 | 満1歳から2歳になる前日まで | 1回 |
第2期 | 年長児 | 1回 |
対象の方には個別に郵送しています。予診票の紛失や途中から富士市へ転入した人については、フィランセで予診票を発行します。
個別予防接種実施医療機関
(こどもの予防接種実施医療機関一覧をご覧下さい)
下記に該当される方に対して、公費負担によるMRワクチンの接種(行政措置接種)を実施しています。該当される方は健康政策課までお問合せください。
感染力が強く、予防接種を受けないと多くの人がかかる病気です。発熱、せき、鼻汁、めやに、発疹を主症状とします。最初3~4日間は38度前後の熱で、一時おさまりかけたかと思うとまた39~40度の高熱と発疹がでます。高熱は3~4日で解熱し、次第に発疹も消失します。しばらく色素沈着が残ります。
患者100人中、中耳炎は7~9人、肺炎は1~6人に合併します。脳炎は1,000人に1~2人の割合で発生がみられます。亜急性硬化性全脳炎(SSPE)という慢性に経過する脳炎は約10万例に1~2例発生します。このように予防接種を受けずに、麻しん(はしか)にかかった人は数千人に1人の割合で死亡します。
潜伏期間(感染してから症状がでるまでの期間)は2~3週間です。軽い風邪症状で始まり、発疹、発熱、後頸部リンパ節腫脹などが主症状です。その他眼球結膜の充血も見られます。発疹も熱も約3日間でなおりますので「三日ばしか」とも呼ばれることがあります。
健康政策課健康推進担当(本市場432番地の1 富士市フィランセ内)
電話:0545-64-9023
ファクス:0545-64-7172
メールアドレス:ho-kenkou@div.city.fuji.shizuoka.jp