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更新日:2026年6月29日

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目次

 

国指定史跡浅間古墳の発掘調査を始めます

富士市増川(須津地区)に所在する「浅間(せんげん)古墳」は、古墳時代前期(4世紀頃)に築造された、東海地方最大規模を誇る全長約90.8メートルの前方後方墳です。昭和32(1957)年に国の史跡に指定されて以来、地域の皆さまによって大切に守られてきました。
近年発生した台風による樹木の倒壊や大雨による石材の露出などの史跡の棄損が見られるほか、詳細な墳丘測量調査により、史跡指定地外にも古墳が広がる可能性が高くなってきました。
富士市教育委員会では、令和7年度に策定した『国指定史跡浅間古墳保存活用計画』に基づき、史跡の適切な保存管理と未来への活用のための基礎資料を得るべく、令和8年度から5か年計画での本格的な学術発掘調査を開始いたします。

なぜ今、発掘調査を行うのか

発掘調査全体計画

発掘調査の実施概要(令和8年度)

 

なぜ今、発掘調査を行うのか

これまで浅間古墳の発掘調査は実施されていませんでしたが、未来へ着実に遺していくために、発掘調査が必要となっています。

環境変化による危機への対応

平成23(2011)年の台風による墳丘上の樹木倒壊や、近年の集中豪雨等によって、古墳の斜面を覆っていた「葺石(ふきいし)」とみられる川原石が地表に露出する事案が発生しています。適切な保護・整備工事を行うための正確なデータ取得が急務です。

史跡範囲の適正化(追加指定への足がかり)

近年の高精度な測量図の分析から、現在の国指定史跡の範囲外にも、明らかに古墳の一部(墳丘盛土や周溝など)とみられる部分が確認されています。調査を通じて古墳の正確な「範囲」を確定させ、未指定エリアの公有化や追加指定など、適切な保護範囲を確定していきます。

 

発掘調査全体計画

発掘調査は、令和8年度から令和12年度までの5か年をかけて行い、令和13年度には総括報告書を作成する予定です。

調査計画

  令和8年度 令和9年度 令和10年度 令和11年度 令和12年度 令和13年度
墳丘規模・範囲の確定 トレンチ掘削 トレンチ掘削 トレンチ掘削 トレンチ掘削 トレンチ掘削  
墳丘遺存状態及び墳丘構築過程の確認 トレンチ掘削 トレンチ掘削 トレンチ掘削 トレンチ掘削 トレンチ掘削  
周溝及び古墳造成範囲の確定 トレンチ掘削 トレンチ掘削 トレンチ掘削 トレンチ掘削 トレンチ掘削  
埋葬施設の形状、遺存状況の確認       トレンチ掘削 トレンチ掘削  
活用施設ゾーンの遺構有無の確認 トレンチ掘削          
報告・概要報告   概要報告 概要報告 概要報告 概要報告 総括報告

発掘調査の実施概要(令和8年度)

調査期間

令和8年7月下旬から令和8年9月上旬(予定)

令和8年度の主な調査個所・調査目的

(1)墳丘規模・範囲の確定

(2)墳丘遺存状態及び墳丘構築過程の確認

(3)周溝及び古墳造成範囲の確定

(4)活用施設ゾーンの遺構有無の確認

調査体制

富士市教育委員会の埋蔵文化財専門職員が現地調査を担当し、考古学・文化財保護の専門家で構成される「富士市史跡保存整備推進委員会浅間古墳発掘調査部会」の指導・助言のもとで実施します。

現地公開・説明会について

調査期間中はどなたでも見学いただけますが、駐車スペースには限りがありますのでなるべく公共交通機関をご利用いただきお越しください。

現地説明会については令和8年8月23日の実施を計画しています。詳細が決まりましたら改めてお知らせします。

お問い合わせ先

教育委員会文化財課文化財活用担当富士市埋蔵文化財調査室

伝法79-2

メールアドレス:ky-bunkazai@div.city.fuji.shizuoka.jp