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令和6年度 文化財シンポジウム「浅間古墳を臨み 東征すー倭王権とスルガの王ー」の開催について

2024年08月14日掲載

令和6年度 文化財シンポジウム「浅間古墳を臨み 東征すー倭王権とスルガの王ー」の開催についてご案内します。

事業の概要

市内増川に所在し、全長約91mを測る国指定史跡浅間古墳(前方後方墳)は、これまでに発掘調査が行われたことはありませんが、令和元年度からのドローンや地中レーダーなどを使用した最新の非破壊調査により、古墳の詳細な測量データを取得したほか竪穴式石室と想定される埋葬施設の存在も明らかになってきています。

それでは、なぜ、あの場所に浅間古墳が築造されたのでしょうか。
それを考えるためには、同時期に造られた沼津市の高尾山古墳や三島市向山第16号墳など大型の前方後方(円)墳のあり方や当時の集落の様子などを総合的に見ていく必要があります。
そして、そこからは、列島規模でのダイナミックな地域社会の様子が見えてきます。

今回のシンポジウムでは静岡県東部の3・4世紀の王墓を中心に、関係する各市の学芸員による事例報告のほか、國學院大學の青木敬教授に「墳丘から見た東駿河の前期古墳」のテーマでご講演いただき、倭王権の交通戦略の一端を見ていきたいと思います。

是非ともお越しください。

会場

富士市交流プラザ(富士市富士町20-1)
多目的ホール

日時・スケジュール

令和6年10月19日(土曜日)10時から16時
※参加無料、事前申し込み不要、定員400名

10時00分 開会
10時05分  【趣旨説明および浅間古墳調査成果報告】佐藤祐樹(富士市教育委員会)
11時00分 【記念講演】青木 敬(國學院大學 教授)「墳丘からみた東駿河の前期古墳」
12時00分 休憩
13時00分 【富士宮市丸ヶ谷墳丘墓】原 悠翔(富士宮市教育委員会)
13時25分 【伊豆の国市山木遺跡】島田章広(伊豆の国市教育委員会)
13時50分 【沼津市高尾山古墳】木村 聡(沼津市教育委員会)
14時15分 【三島市向山16号墳】近藤史昭(三島市教育委員会)
14時40分 【函南町瓢箪山古墳】山下優介(国立歴史民俗博物館助教)
15時05分  休憩
15時20分 【パネルディスカッション】司会 藤村 翔(富士市教育委員会)
16時00分 閉会

スケジュールに関しては、変更する可能性もありますのでご了承ください。

共催

富士市教育委員会、沼津市教育委員会、三島市教育委員会、富士宮市教育委員会、伊豆の国市教育委員会

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! 浅間古墳の墳丘と地形(陰影図)

当日配布資料

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お問い合わせ

文化財課(伝法66番地の2)

電話:0545-30-7850
メールアドレス:ky-bunkazai@div.city.fuji.shizuoka.jp

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