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更新日:2026年7月1日
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目次
HPV(子宮頸がん)
HPV(ヒトパピローマウイルス)感染症とは
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性経験のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんをはじめ、肛門がん、膣がんなどのがんや、尖圭コンジローマ等、多くの病気の発生に関わっています。特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。
ヒトパピローマウイルス感染症にかかった場合
ヒトパピローマウイルスに感染すると、ウイルスが自然に排除されることが多いですが、そのままとどまることもあります。長い間排除されずに感染したままでいると子宮頸がんが発生すると考えられています。
子宮頸がんは、早期に発見されれば比較的治療しやすいがんですが、進行した場合には治療は難しいとされています。
HPVワクチン
HPV未感染者(学童女子)を対象とした海外の報告では、感染及び前がん病変予防効果に関して、ワクチンの高い有効性が示されていますが、HPV感染者には有効性が低いことから、初回性交渉前に接種することが推奨されています。
子宮頸がんは予防できる病気です(YouTube)(※静岡県小児科医会・産婦人科医会作成)(外部サイトへリンク)
HPVの中には子宮頸がんをおこしやすい種類(型)のものがあり、HPVワクチンは、このうち一部の感染を防ぐことができます。
対象者・定期接種対象期間
小学6年生から高校1年生相当年齢の女子
※16歳になる日の属する年度の末日(3月31日)が接種期限です。
※接種機会を逃した方に対する救済措置接種(キャッチアップ接種)は令和7年度で終了しました。
使用するワクチン
組換え沈降9価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(商品名:シルガード®9水性懸濁筋注シリンジ)
組換え沈降9価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(PMDA)(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
9価HPVワクチン接種のお知らせリーフレット(定期接種版)(PDF:1,405KB)
9価HPVワクチン(シルガード9)について(厚生労働省)(外部サイトへリンク)
シルガード®9は、子宮頸がんをおこしやすい種類であるHPV16型、18型、31型、33型、45型、52型、58型の感染を防ぐため、子宮頸がんの原因の80~90%を防ぎます。
※これまで定期接種として使用可能であった2価ワクチン(サーバリックス)と4価ワクチン(ガーダシル)は令和8年度から定期接種の対象外となりました。
接種回数と接種間隔
※1:1回目と2回目の接種は、少なくとも5か月以上あけます。5か月未満である場合、3回目の接種が必要になります。15歳未満で1回目の接種をした場合は、2回目の接種が15歳を過ぎても2回で接種を完了することができます。
※2・3:2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上(※2)、3回目は2回目から3か月以上(※3)あけます。
ワクチンの安全性・副反応
| 10%以上 | 1~10%未満 | 0.5~1%未満 | 頻度不明 | |
|---|---|---|---|---|
| 感染症及び寄生虫症 | 上咽頭炎 | 蜂巣炎 | ||
| 血液及びリンパ系障害 | リンパ節炎 | |||
| 神経系障害 | 頭痛 | 浮動性めまい | 感覚鈍麻、失神 | |
| 呼吸器、胸郭及び縦郭障害 | 口腔咽頭痛 | |||
| 胃腸障害 | 悪心、下痢 | 嘔吐、上腹部痛、腹痛 | ||
| 筋骨格系及び結合組織障害 | 筋肉痛、関節痛 | 四肢痛 | ||
| 一般・全身障害及び投与部位の状態 | 疼痛*、腫脹*、紅斑* | そう痒感*、発熱、疲労、内出血*、腫瘤* | 倦怠感、出血*、血腫*、熱感*、硬結*、知覚低下* | 無力症、悪寒、知覚消失*、結節* |
| 重大な副反応 | アナフィラキシー、気管支痙攣、蕁麻疹、ギランバレー症候群、免疫性血小板減少症、急性散在性脳脊髄炎 |
*接種した部位の症状
接種費用
無料(対象年齢を過ぎると任意接種となり有料になります)
持ち物
- HPVワクチン接種予診票
- 母子健康手帳
予診票について
令和6年度まで国が示す標準的な接種スケジュールに基づき、中学1年生の女子の方に予診票を送付していましたが、早期接種が可能となるよう、令和7年度から小学6年生の女子の方へ予診票を送付しています。
実施場所
個別予防接種実施医療機関
(こどもの予防接種実施医療機関一覧をご覧ください。)
相談窓口
国と県に相談窓口が設置されています。子宮頸がん予防ワクチンの接種について相談することができます。
健康被害に対する救済措置
ワクチン接種後に何らかの副反応を疑う症状が起こった場合、またはそうした症状が長引いている場合は、接種を実施した医療機関やかかりつけ医等にご相談されることをお勧めします。
また、ワクチン接種では、上記のような一時的な疲労や接種部位の腫れ・痛みなどの比較的よく起こる副反応以外にも、まれではあるものの副反応による健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が生じることがあります。
副反応による健康被害をなくすことはできないことから、定期接種に関しては予防接種法に基づく救済制度が設けられています。
予防接種によって健康被害が生じ、医療機関での治療が必要になったり、障害が残ったりした場合に、その健康被害が予防接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときは、予防接種法に基づき救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。
予防接種健康被害救済制度について(厚生労働省)(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
中学2年生の女の子と保護者の方へ
1回目の接種を15歳になる前に開始すると、2回で接種を完了することができます。
長期休暇中はワクチン接種のチャンスです。ご希望の方はこの機に医療機関へお問い合わせください。
