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更新日:2025年9月10日
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目次
バス路線「大北線」「蒲原病院線」退出申出への対応
山梨交通株式会社は、富士川以西において「大北線(大北~蒲原中学校)」と「蒲原病院線(富士宮駅~蒲原病院)」の2つの路線バスを運行しています。
このうち、「大北線」について「令和7年9月30日をもって廃止」する届け出が令和7年3月末に同社から国へ提出されました。また、「蒲原病院線」について「令和7年12月31日をもって廃止」する届け出が令和7年6月末に同社から国へ提出されました。
これを受け、富士市では、10月1日から大北線代替バスの実証運行を行うとともに、令和8年1月以降の代替交通について検討しています。
地区説明会
市が計画する代替交通について、運行地区の皆様にご説明する場として、下記のとおり開催いたします。
令和7年9月10日(水曜日)10時から松野まちづくりセンター(多目的ホール)にて
令和7年9月10日(水曜日)17時30分から富士川ふれあいホール(多目的室)にて
令和7年9月12日(金曜日)14時から富士川ふれあいホール(多目的室)にて
令和7年9月12日(金曜日)18時から松野まちづくりセンター(多目的ホール)にて
説明資料についてはこちら(PDF:2,010KB)(別ウィンドウで開きます)
令和8年1月以降の実証運行に向けたアンケート
令和8年1月以降の代替交通実証運行について、バス利用者や運行地区住民の皆様から利用状況やご希望を伺うためのアンケートを実施いたします。回答期限は令和7年10月17日(金曜日)までです。
回答はこちらから(電子申請)(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
スマートホン等からの回答が難しい場合は、都市計画課までご連絡ください(0545-55-2904)。
代替交通の詳細につきましては、具体的な運行内容が決定しだい、回覧等を通してご案内します。
退出申出に至る背景
経緯
- 富士市では、旧富士川町との合併以降、利用実態に応じて欠損額の一部を交通事業者に補助する旧富士市のルールと、欠損額の全てを補助する旧富士川町のルールが混在しており、補助金の不均衡が課題でした。
- 是正に向けて、山梨交通株式会社と令和2年度から協議を重ね合意した上で、令和6年度からは補助金ルールを統一し、他の交通事業者と同様に、利用実態(乗車密度)を踏まえた補助を行っております。
- 令和7年1月末の富士市公共交通協議会では、令和7年度の富士市生活交通確保計画が承認され、この中には山梨交通株式会社が運行する2路線も含まれており、令和7年10月以降も両路線の運行が継続されることとなっておりました。
- こうした中、令和7年3月末、山梨交通株式会社から突如として「大北線を令和7年9月30日をもって廃止する」旨の届出書が国へ提出されました。
- 令和7年6月末、山梨交通から「蒲原病院線を令和7年12月31日をもって廃止する」旨の届出書が国へ提出されました。
交通事業者への補助金
名称 | 補助事業者 | 算定基礎 |
R6 実績 千円 |
R7 予算 千円 |
生活交通地域路線維持費補助金 | 富士急静岡バス株式会社 | 生活交通確保計画に基づくバス路線の維持に要する経費を補助 | 92,182 | 92,706 |
生活交通地域路線維持費補助金 | 山梨交通株式会社 | 生活交通確保計画に基づくバス路線の維持に要する経費を補助 | 5,579 | 4,573 |
生活交通基幹路線維持費補助金 | 山梨交通株式会社 | 国・県補助で賄いきれないバス路線の欠損額を沿線市(静岡市・富士宮市)と補助 | 20,873 | 19,895 |
富士市公共交通協議会(別ウィンドウで開きます)
- 令和7年1月29日開催:令和7年度富士市生活交通確保計画を承認
- 令和7年5月29日開催:「大北線」「蒲原病院線」の退出申出に係る対応について報告
- 令和7年8月20日開催:「大北線代替交通の確保」「蒲原病院線の年末廃止に係る対応」について報告
令和7年5月29日協議会資料はこちら(PDF:447KB)(別ウィンドウで開きます)
令和7年8月20日協議会資料はこちら(PDF:1,548KB)(別ウィンドウで開きます)
代替交通
乗降調査
市職員が、令和7年4月12日から令和7年4月18日までの間、両路線のバス全便に乗車し、利用者の属性や目的、乗降場所など詳細な利用者の移動を調査する乗降調査を実施しました。
その結果、一週間の調査期間において、利用者数は合計1,182人(大北線193人、蒲原病院線989人)でした。
乗降調査の結果はこちら(PDF:1,062KB)(別ウィンドウで開きます)
運行地区アンケート調査
大北線、蒲原病院線の利用実態を把握し、廃止後の代替交通を検討するため、富士川地区、松野地区の全世帯を対象としたアンケート調査を実施しました。また、するが看護専門学校の学生に対しても同調査を依頼しました。
令和7年5月1日から令和7年6月5日までのアンケート実施期間において、403人(富士川地区128人、松野地区253人、その他22人)の方から回答があり、バスを利用する方はこのうち197人(48.9%)でした。
大北線代替交通(令和7年10月~令和7年12月)
令和7年10月1日から同年12月31日までの間、毎日運行
便数、運行ダイヤ、運賃は従前と同様
小学生または障害者手帳所持者は半額(10円未満切り上げ)、小学生未満は無料
各回数券・乗り継ぎ割引券も使用可能
R7.10~R7.12の期間に有効な山梨交通の定期券を有している場合、有効期間に限り市の運行する大北線代替交通についても自由に乗降できることとします。
運行ルートは、大北から蒲原病院まで
実証運行の詳細はこちら(PDF:472KB)(別ウィンドウで開きます)
令和7年10月1日以降の富士市自主運行バスの実証運行にかかる補正予算を令和7年6月議会に上程しました。
補正予算関係資料はこちら(PDF:544KB)(別ウィンドウで開きます)
令和8年1月以降の代替交通
アンケート調査や乗降調査の結果を踏まえて、代替交通を引き続き検討してまいります。