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更新日:2026年3月26日
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目次
経営力再構築伴走支援の支援事例(東名グループ:東名電機株式会社、株式会社アイ・ブロード、株式会社アイ・ネクスト)
富士市では、市内中小企業の自己変革力を高め、地域経済をリードする企業への成長を支援しています。
支援事例をご紹介します。
伴走支援説明資料(PDF:774KB)(別ウィンドウで開きます)
本事例のポイント
(支援期間:令和7年6月~令和8年3月)
「変化を恐れず進化を目指す、AI活用と人財育成」
- 東名グループでは人材派遣・ソフトウェア開発など多岐にわたる事業を展開している。多分野の事業形態であるグループ会社としては、「何の目的で行動するか」、「目標に対して毎日結果を確認する」、「部下を成長させる」といった経営者のような考えを持つ中間管理職の育成が必要だと考えていた。
- また、企業がさらに成長していくためには、AIやロボット等のテクノロジーを積極的に導入していくことが欠かせないものの、その意識が社員に浸透していないという課題を抱えていた。
- 本支援では、支援チームがグループ全体の経営計画発表会や、社内で毎月実施している改善事例発表会に参加し、現場社員の改善意識や考え方を把握した。また、負荷が大きい業務を社員から募集し、優先してAIを活用すべき経営課題を選定することで、社員が自ら課題解決に動けるような体制づくりをサポートした。さらに、人財育成の観点から新たな人事評価制度の運用に向けてアドバイスした。
- 社員はAIというテクノロジーに対する漠然とした不安と抵抗感を抱えていたが、支援を通して、AIを使いこなして自らの業務価値を高めるという主体性が生まれた。
企業概要



| 事業者名 | 東名グループ(東名電機株式会社、株式会社アイ・ブロード、株式会社アイ・ネクスト) |
|---|---|
| 所在地 | 〒417-0001富士市厚今泉339-1 |
| 創業 | 1969年 |
| 業種 | 製造業(東名電機株式会社)、サービス業(株式会社アイ・ブロード)、情報通信業(株式会社アイ・ネクスト) |
| 従業員数 | 120名 |
| 事業内容等 |
|
| 電話 | 0545-52-6798 |
| ウェブサイト |
|

グループ全体が意識合わせを行う経営計画発表会

富士山清掃など、SDGs推進に繋がる社会貢献活動
支援の流れ
1.企業分析
- 企業の歴史や事業内容、体制、内部管理、営業、人事等、企業全体について網羅的にヒアリング。
- グループ全体の経営計画発表会に参加し、前期振り返りや今期目標、重点施策を把握。
- 社内で毎月実施している改善事例発表会に参加し、現場の改善意識と活動状況を確認。

2.優先して取り組む課題の整理
1.AI活用による業務効率化
- 経営計画発表会および業務改善会議等を通じて、各事業の課題に対しAIを活用し、従業員が自発的に行う仕組み(PDCA)をサポート。
2.中間管理職育成を目的とした新たな人事評価制度の構築
- スキルマップ、職能等級、目標管理、賃金制度などの仕組みと育成の進め方をサポート。
3.課題解決への取り組み
1.AI活用による業務効率化
- 支援チームから社員向けにAIに関するセミナーを実施し、AIによって何が変化しているのか、企業内でのAI活用の意義、社内発表資料をAIで作成するノウハウ等をインプット。
- 各部門で「作業時間がかかっている業務」「属人化している業務」「反復性が高い業務」などの棚卸を行い、一覧表として可視化。AI導入によって改善が見込まれる業務を抽出し、優先順位を付けて取り組む体制を整備。
- AI活用推進のキャッチコピーを導入。

2.中間管理職育成を目的とした人事評価制度の構築
- 顧問社労士による評価者研修に参加し、第3者目線で制度構築の方向性をサポート。
- 社員の能力が向上すればキャリアアップできる仕組みを検討し、社員と企業にとって成長し続けられる体制を構築。
- 人事評価制度の導入が、単なる事務量の増加ではなく、キャリア形成やマネジメントスキルの形成に重要であることを社員に伝え続け、腹落ちを促した。
伴走支援の効果
1.AI活用による業務効率化
- AIの活用方法を知ったことで、AIは仕事を奪う存在ではなく業務を支える存在であるという意識を持つ社員が増加。AI活用が社内で当たり前の企業文化が根付き始めた。
- AIを活用した改善提案の件数が、令和7年度上半期4件から、下半期は12件に増加。
- Web開発業務において、業務時間が約85%減少。
- AI活用を企業の強みとして社外にPRし、採用力強化に繋げている。

2.中間管理職育成を目的とした人事評価制度の構築
- 令和8年1月から、新たな人事評価制度の運用を開始。
- 若手社員がキャリアアップ果たすなど、キャリア形成の好循環が生まれている。

企業の声
- 社員はAIというテクノロジーに対する漠然とした不安と抵抗感を抱えていたが、今ではAIを使いこなして自らの業務価値を高めるという主体性が生まれ、テクノロジーに対するマインドセットが根本的に変化した。
- AI活用業務を広げていき、業務時間の削減を進めていきたい。
- テクノロジーと次世代リーダーの力で、新たな価値を生み出す側へと進化し続けたい。

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経営力再構築伴走支援事業とは
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