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製造技能デジタル伝承実証事業について


富士市には多数の製造業がありますが、人口減少によりその固有の技能の伝承が課題となっています。DX・テレワーク施策を積極的に進める「テレワーク先進都市」として、デジタルの力を活用して、この課題解決の実証を行っています。

令和4年度中小企業製造技能デジタル伝承実証事業

最先端のセンサー技術を活かし、2社の熟練社員と若手社員の技術を比較し、技能の見えるか(数値化)を図りました。

事業者名 対象技能
株式会社ダイワ・エム・ティ 凸R付け工程
サンドペーパー仕上げ工程
有限会社わかつき きんつばの皮の製造工程

実証結果

これまで抽象的(感覚的)に説明を行っていた技能伝承が、データを目視しながら具体的に説明できるため、熟練社員と若手社員の意思疎通が図りやすくなる効果が確認できました。

詳細な報告については、報告書を参照してください。
なお、センサーによる計測中の動画もありますので、閲覧希望の方は産業支援課までご連絡ください。

(写真) 技能計測中その1

(写真) 技能計測中その2

令和5年度製造業デジタル技能伝承支援事業

業務や技能のマニュアルをAIを活用して、作成する方法の実証を行いました。

事業者名 対象技能
金子歯車工業株式会社 バリ取り作業工程
株式会社田子の月 御蔭餅の製造工程

実証結果

認知科学とインタビューを用いることで、人のナレッジやコツが含まれる汎用的なマニュアルの下書きをAIで作成可能なことが判明しました。

詳細な報告については、報告書を参照してください。
なお、報告書は令和5年度の本事業の受託者であるコニカミノルタ静岡株式会社が作成したものです。

(写真) AIへの指示の一部

(写真) AIが作成したマニュアルの一部

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お問い合わせ

富士市地域産業支援センター(Be パレット ふじ)

電話:0545-52-6777
ファクス:0545-52-6788
メールアドレス:sangyou-center@ex.city.fuji.shizuoka.jp

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