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更新日:2025年5月15日
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目次
住宅改修について(事前申請が必要です)
介護保険の住宅改修制度について
要介護の状態区分にかかわらず、住宅の段差を解消する、廊下やトイレに手すりをつけるといったような住宅改修にかかった費用の9~7割を支給します。
支給対象者
介護保険の要支援1・2、要介護1~5と認定され、入院・入所中でない方が対象です。
※入院・入所中であっても在宅に戻る前提で、退院・退所の目処が立っていれば、住宅改修が認められる場合もあります。ただし、何らかの理由で退院・退所が出来なくなった場合については、全額自己負担になりますので、十分ご注意ください。
支給対象となる住宅改修の内容
- 手すりの取付け
- 段差の解消
- 滑りの防止や移動を円滑にするための床材等の変更
- 引き戸等への扉の取替え
- 洋式便器などへの便器の取替え
- その他上記工事に付帯して必要な住宅改修
対象の工事であっても、住宅改修が必要な理由によっては該当しない場合があります。
介護保険で行う住宅改修は、あくまでも日常生活動作を助けるためのものです。したがって、趣味や仕事をするといった本人の生きがいや生活を充実させるための工事については、介護保険での住宅改修の対象とはなりません。
※ここでいう日常生活動作とは、在宅での生活を続けていくための動作(食事を摂る、トイレへ行く、入浴する、外出する等の本人の身の回りの動作)を指します。
支給限度基準額
原則1人につき一生涯で20万円です。
ただし、例外として、富士市内で他住所地へ転居した場合や、一度目の住宅改修工事時の認定より介護度が著しく(3段階以上)高くなった場合には、支給限度基準額がリセットされることがあります。
支給上限額
住宅改修にかかった費用の9割を支給します。
上限は、支給限度基準額(20万円)の9割である18万円となります。
※平成30年8月から一定以上所得者の負担割合は2割または3割となり、住宅改修についても適用されます。
3割負担の方は、かかった費用の7割が支給されることとなり、上限は、支給限度基準額(20万円)の7割である14万円となります。負担割合については、負担割合証を確認してください。なお、領収日時点での負担割合を適用することになりますので、ご注意ください。
その他注意事項
- 住宅改修を行うためには、事前の申請が必要です。事前の申請・承認なしに行われた工事について、給付を受けることは出来ません。
- 住宅改修は、被保険者証に記載されている住所地の住居についてのみ適用されます。
- 新築工事や増築工事は認められません。
- 本人や家族が自ら工事を行う場合は、材料の購入費のみが支給対象となります。
申請方法
住宅改修を希望する場合は、まずケアマネジャー等に相談をしてください。
そして施工業者の選択をし、見積りを依頼してください。
住宅改修工事を行うためには事前申請が必要となりますので、必ず工事着工前に申請を行ってください。
償還払いの手続きについて
償還払いとは・・・被保険者が住宅改修にかかった費用を施工業者にいったん全額支払った後に、市から被保険者へ保険給付分の金額が支払われる支払い方法です。
事前申請時に必要な書類
- 介護保険(居宅介護・介護予防)住宅改修費償還払い支給申請書
- 見積書(工事の内訳の記載があり、社印を押印若しくは責任者等の氏名及び連絡先が記載してあるもの)※宛名は被保険者
- 平面図(本人の動線がわかるもの)
- 改修前の写真(撮影日の記録されたもの)
- 住宅改修が必要な理由書(ケアマネジャー等が作成したもの)
- 所有者の承諾書(住宅所有者が本人または親族以外の場合)
改修完了後に提出が必要な書類
- 介護保険(居宅介護・介護予防)住宅改修償還払い完了届(兼請求書)
- 請求書(工事の内訳の記載があり、社印を押印してあるもの)※宛名は被保険者
- 領収書※宛名は被保険者
- 改修後の写真(撮影日の記録されたもの)※写真は、使用部材の個数や留具の状況等が把握できるアングルで撮影してください。
- 介護保険 住宅改修申請書(償還払い用)
受領委任払いの手続きについて
受領委任払いとは・・・被保険者が住宅改修にかかった費用の利用者負担分の金額を施工業者に支払い、市から施工業者へ保険給付分の金額が支払われる支払い方法です。
※受領委任払いは、富士市へ受領委任払い取扱事業者として登録がしてある施工業者に改修を依頼する時に限り利用できます。
事前申請時に必要な書類
- 介護保険(居宅介護・介護予防)住宅改修費 受領委任払い 支給申請書(兼委任状)
- 見積書(工事の内訳の記載があり、社印を押印若しくは責任者等の氏名及び連絡先が記載してあるもの)※宛名は被保険者
- 平面図(本人の動線がわかるもの)
- 改修前の写真(撮影日の記録されたもの)
- 住宅改修が必要な理由書(ケアマネジャー等が作成したもの)
- 所有者の承諾書(住宅所有者が本人または親族以外の場合)
改修完了後に提出が必要な書類
- 介護保険(居宅介護・介護予防)住宅改修 受領委任払い 完了届(兼請求書)
- 請求書(工事の内訳の記載があり、社印を押印してあるもの)※宛名は被保険者
- 領収書※宛名は被保険者
- 改修後の写真(撮影日の記録されたもの)※写真は、使用部材の個数や留具の状況等が把握できるアングルで撮影してください。
- 介護保険 住宅改修申請書(受領委任払い用)
- 住宅改修の受領委任払いについて