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更新日:2026年2月24日
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目次
富士市アクセラレーションプログラムF-Accel報告会・交流会(令和8年2月17日)
- 急激な成長や地域への好影響が見込まれるスタートアップ等を対象に、事業計画のブラッシュアップから資金調達まで総合的な伴走支援を行うプログラム「富士市アクセラレーションプログラムF-Accel(エフアクセル)」の採択スタートアップによる報告会・交流会を開催しました。
イベント概要
| 日時 | 令和8年2月17日(火曜日)15時30分~20時00分 |
| 場所 | 第1~3部:富士市交流プラザ 2階 第1会議室(静岡県富士市富士町20番1号) 第4部:GUESTHOUSE富士と碧(静岡県富士市元町9-3) |
| 参加者 | スタートアップを応援したい企業・金融機関・支援機関の方、新規事業に関心のある事業者、起業家など |
| 内容 |
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開催報告

- F-Accelで採択され、富士市の地場産業の発展や地域課題解決に挑戦するスタートアップ5社が、これまで本プログラムでどのような活動をしたのか、また今後のチャレンジについて発表しました。
- また、令和7年に上場した先輩起業家「株式会社トヨコー」による基調講演や、老舗和菓子店「株式会社 田子の月」のパネルディスカッション、そして交流会も行いました。
- 富士市で事業展開するスタートアップと、直接繋がり、新しいアイデアについて語り合い、共創の一歩を踏み出す場として活発な交流がされました。
第1部 基調講演「富士市から社会を変える挑戦の歩み」

豊澤 一晃 氏(株式会社トヨコー 代表取締役CEO)
- 2003年家業の株式会社トヨコー(静岡県富士市青島町)へ入社後、建設業界を3K(きつい・汚い・危険)から3C(Cool・Clean・Creative)に変えるべく、SOSEIやCoolLaserなどのオンリーワン工法を、デザイナーの感性を活かし次々と発案、事業化。2025年3月28日に東京証券取引所グロース市場に上場。
- 「キレイに、未来へ」のミッションのもと、多くの社会課題を抱える建設分野を新しい角度で切り拓くルールメイカーとして、壊さず使い続ける循環型社会の実現に向けた挑戦を続けている。

- 豊澤社長は家業に入社後、光産業創成大学院大学に入学し、新しい工法(CoolLaser)の開発を開始して「モノづくり」を進めつつ、その新しい工法を社会実装すべく「ルールづくり」も進めたそうです。
- 近年は事業成長・収益化すべく「資金づくり」を進め、複数回の資金調達に成功したという、これまでの歩みについてお話をしていただきました。
- その途中には技術面・資金面など困難があったものの、「キレイに、未来へ」という企業として定めたミッションのもと、既存市場ではなく競合がないブルーオーシャンの新規市場を創造することに集中してきたという熱い思いのお話がありました。
- 創業間もない事業者も、創業してしばらく経つ事業者にとっても、企業としてのミッションを軸に、中長期的な事業戦略を考え、成長を目指していく重要性を学ばせていただいた基調講演でした。
第2部 パネルディスカッション「富士市の未来を創る『共創』の現場」

(中央)牧田 桂輔 氏(株式会社田子の月 代表取締役社長)
(右)大坂 嘉謙 氏(株式会社EN. 代表取締役CEO)
牧田 桂輔 氏(株式会社田子の月 代表取締役社長)
- 昭和27年創業の「田子の月」を経営する3代目社長。創業者である祖父の、ホームタウンである富士市への強い思い、お菓子を通して世の中を明るくしたいという創業の精神、うまい菓子づくりの品質への誇りを大切にしながらも、変化の早い世の中で「変わることを恐ず」大胆に挑戦することを信条とする。
- 2025年9月に、F-Accel採択者であるEN.社とともに、田子の月鷹岡店内にて、富士山抹茶を気軽に楽しめるカフェ「Mt.FUJI MATCHA CAFE」をオープン。スタートアップ等との共創事業を積極的に実施している。
- 顧客ニーズが多様化し、製品のライフサイクルが短期化する昨今において、人手不足も相まって、事業者は1事業体だけで成長するのが厳しくなっています。そこで、他社サービスや研究機関など知を掛け合わせる「共創」によって、成長を目指す方法が注目されています。
- パネルディスカッションでは、牧田社長から共創の必要性について、「違う分野の方と共創することで新たな顧客を獲得できた。また、共創することで、変化に対応できる社内体質を作ることができる。」とお話があり、社内体制の強化という意図もあったそうです。
- また、共創において大事にしたことは「単発のイベントやお試し販売など、小さなことからトライアンドエラーを繰り返したこと」とのことです。「大きい企業体だからこそやりたいことができなくなっている。実現できる道を探した結果、共創がその1つだった。世の中にないなら、自分たちがその存在になるんだという気持ちで取り組んでいきたい。」と、老舗企業ながら挑戦し続ける牧田社長の熱い思いをお聞きしました。
- 共創相手である大坂CEOからは、創業間もない企業でありながら、富士市を代表する田子の月との共創について、「変化を加えられる行動力が自社の強みだと思って飛び込んだ。共創相手が大切にしていることを尊重しながら、双方Win-Winになるよう意識している。」とのお話があり、共創する際のコツをお聞きすることができました。
第3部 F-Accel採択スタートアップ報告会
- 富士のほうじ茶、富士ヒノキ、観光など、地場産業のイノベーションや地域課題の解決に挑むスタートアップ5社から、この半年間で富士市で取り組んできたことや今後の展望について発表を行いました。
- スタートアップの発表動画はこちらをご覧ください。

三浦 弘平 氏(株式会社dozo)
「グローバルでのお茶の価値を高める」をモットーに、日本茶に300年ぶりのイノベーションを起こす「T(ea)X」に挑戦。
茶葉を使ったティーカクテル「ZEN TEA BREW」の海外販売に向けたブランディングを進めている。
富士市内農家やほうじ茶販売店とマッチングを行い、富士のほうじ茶を使ったオリジナルレシピの開発にチャレンジ。

齋藤 典之 氏(合同会社ノーエン)
農業の天候リスクを最小限にするためのアプリケーションを展開。
生産現場だけでなく、流通や消費までフードバリューチェーン全体で気象情報の活用に取り組む。
富士市内のお茶や農産物の価値を高める取り組みを推進中。

池田 僚介 氏(合同会社未来志向Labo)
地域資源や人の繋がりを生かし、新しいライフスタイルや働き方をデザインする取り組みを実施。
林業のあるべき姿を見据えつつ、富士市の森林資源ヒノキを活用し、心身の健康を育むウェルネスブランドを実現する循環型の仕組み構築に挑む。

中島 吾郎 氏(一般社団法人F-PRIDE)
富士市の自然と、地域の産業・文化・食を組み合わせた、富士市でしか体験できない高付加価値な着地型観光を作っていく取り組みを実施。
富士市交流観光課や観光交流ビューロー、同じ課題意識を持つ観光関連企業との意見交換会を実施し、地域カンパニー創設によって観光客に富士市の魅力を伝えていく。

稲生 大輔 氏(株式会社EN.)
富士山の麓で育つ「富士山抹茶」のブランディング、海外を中心とした抹茶の販売を実施。
「富士山抹茶」を起点に、富士市の地域資源(自然・文化・人)を繋ぎ、地域に人とお金の循環を生み出すまちづくりに挑戦。

- 金指市長から、各スタートアップに対して講評をしました。富士市の地場産業の革新や、地域課題解決に熱い思いで取り組んでいただいたスタートアップに敬意を表しました。
- また、自身の市長就任と重ね、「走り出したから達成できたので、スタートアップの皆さんも、今後も走り続けて成長していただきたい」と激励の言葉をかけました。
第4部 企業PRピッチ、交流会


- 報告会の後はGUEST HOUSE富士と碧にて、交流会を実施しました。
- 採択スタートアップのほか、自社PRをしたい事業者から「企業PRピッチ」をして、ネットワーキングを行いました。スタートアップを応援したい企業・金融機関・支援機関の方、新規事業に関心のある事業者、起業家が登壇者と活発に交流しました。
- 今後も、富士市地域におけるスタートアップ支援の機運醸成やコミュニティ形成を図っていきます。
イベントチラシはこちら(PDF:1,294KB)(別ウィンドウで開きます)


富士市のスタートアップ支援施策
富士市のスタートアップ支援施策については、以下をご覧ください。
富士市スタートアップ支援パッケージf-start(別ウィンドウで開きます)
富士市アクセラレーションプログラムF-Accel(別ウィンドウで開きます)