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更新日:2025年8月22日

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目次

 

富士市スタートアップ支援パッケージf-start

起業家精神の醸成と新たなビジネスの創出を通じて、地域経済の多様化と活性化を促進し、地域社会の持続可能な発展に寄与することを目的に、本市におけるスタートアップ支援施策を展開するガイドラインとして、必要な施策分野を整理しパッケージ化した「富士市スタートアップ支援パッケージf-start(エフスタート)」を策定しました。

f-start表紙

富士市スタートアップ支援パッケージf-start(PDF:5,209KB)(別ウィンドウで開きます)

支援対象

  • 革新的なビジネスモデルにより新たな市場を創出し、急成長を目指す企業
  • 社会・地域課題の解決など社会的インパクトの創出と、収益の確保の両立を目指す企業
  • 既存の中小企業の第二創業や社内ベンチャー

コミュニティ形成支援

  • スタートアップや未来のスタートアップを支援する多様な機関の連携を促すために、「富士市スタートアップ・サポーターズ」登録制度を創設しました。
  • 富士市スタートアップ・サポーターズには、スタートアップ支援拠点や研究・教育機関、金融機関などが参画します。
  • 新たな事業に挑戦しやすくイノベーションが生まれやすい環境の整備や、継続的にスタートアップが創出され地域経済の発展に繋がるように、富士市スタートアップ・サポーターズの皆さんと共に、「富士市版スタートアップ・エコシステム」の形成を目指します。
  • 現在登録されているサポーターズは以下をご覧ください。
    富士市スタートアップ・サポーターズ(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
  • 富士市スタートアップ・サポーターズに登録していただける機関は、以下問い合わせ先(富士市地域産業支援センター「Beパレットふじ」)までご連絡ください。

富士市版スタートアップエコシステムの全体像

 

事業計画策定支援

富士市アクセラレーションプログラムF-Accel

  • 「地場産業イノベーション」「地域課題解決」「共創」のテーマで、事業化や成長を目指すスタートアップ等を対象に、メンターによる伴走支援を行います。
  • 参加メリット
  1. 伴走メンターや専門家による個別メンタリング
  2. 富士市の所管部署や関係する地域プレイヤーとのマッチング
  3. ピッチ機会やコミュニティ創出支援
  4. 事業化経費支援(上限税込み30万円)

詳しくは以下URLからご覧ください。

富士市アクセラレーションプログラムF-Accel(別ウィンドウで開きます)

 

Beパレットふじでの起業・創業相談

  • 起業・創業を目指す人や起業・創業後間もない事業者を対象に、Beパレットふじにおいて、起業・創業相談を実施しています。
  • Beパレットふじへご相談をされたい方は、以下Beパレットふじウェブサイトにお問い合わせください。

富士市地域産業支援センターBeパレットふじウェブサイト(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

 

販路開拓支援

富士市トライアル発注推進事業

  • 新規性の高い優れた新商品・新サービスを市が認定・公表し、必要に応じて市が試験的に発注することで、市内中小企業者の販路開拓を支援します。
  • 認定のメリット
  1. 市が認定した新商品・新サービスを認定期間中(3年間)、市ウェブサイト、市公式SNS、報道提供、案内チラシ等により公表し、名称や特性、価格、事業者名などを広く周知します。
  2. 市において有効な使途があると認められるものについては、市が随意契約により試験的に発注し、販路開拓の促進、受注機会の増大、新たな事業分野の開拓、経営革新の促進を支援します。

詳しくは以下URLからご覧ください。

富士市トライアル発注推進事業(別ウィンドウで開きます)

 

富士市新商品等マーケティング事業支援補助金

  • 新商品等のマーケティング事業(デジタルマーケティング事業、ECサイト等出店・出品事業、展示会等出展事業)を行う市内中小企業者等に補助金を交付します。
  • 補助上限額
  1. デジタルマーケティング事業:20万円
  2. ECサイト等出店・出品事業:10万円(海外のECサイト又はECモールは20万円)
  3. 展示会等出展事業:20万円(海外の展示会は40万円)

詳しくは以下URLからご覧ください。

富士市新商品等マーケティング事業支援補助金(別ウィンドウで開きます)

 

資金調達支援

特定創業支援等事業を受けた創業者への支援

  • Beパレットふじや市内支援機関(富士商工会議所・富士市商工会・富士信用金庫)の窓口相談事業において、アドバイスを1ヶ月以上にわたり4回以上受け、起業に必要なノウハウを習得した方に対して、支援を受けたことの証明を発行します。
  • 証明を受けることで、以下の支援制度を活用することが可能です。
  1. 会社設立時の登録免許税の軽減措置
  2. 信用保証協会による創業関連保証の特例
  3. 日本政策金融公庫新規開業・スタートアップ支援資金の貸付利率の引き下げ

詳しくは以下URLからご覧ください。

特定創業支援等事業を受けた創業者への支援(別ウィンドウで開きます)

開業パワーアップ支援資金

  • 創業及び創業により行う事業に必要な資金を貸し付けた金融機関に対し、利子補給金を交付します。
  • 本制度は、静岡県の融資制度について、市が上乗せで利子補給を行うものです。

詳しくは以下URLからご覧ください。

開業パワーアップ支援資金(別ウィンドウで開きます)

静岡県ファンドサポート事業

県が認定するベンチャーキャピタル(認定VC)と連携し、静岡県内のスタートアップの事業活動に対して資金調達を支援します。

認定VCから出資を受けたスタートアップに対し、認定VCの出資額と同額以内で、静岡県が交付金を交付します。

静岡県ファンドサポート事業

支援内容
  • 最大4000万円(※シード枠の場合は出資額の2倍以内、最大1000万円)の交付
  • 成長支援(専門家アドバイス、静岡県内におけるマッチング支援の実施)
  • 財務管理体制強化(適時の経理指導、定期的な検査)
対象事業
  • 次世代産業関連プロジェクトに関連する分野(ファルマ、CNF、MaOI等)または、県内企業との協業や地域の課題解決に資する分野で、県内で実施する事業
  • 当該事業の実施にあたり、R7年4月1日~R8年3月31日 までに認定VCから出資を受けること

交付率・交付上限額

各枠の交付は1回限り

【シード枠】全体事業費の2月3日(認定VCから受ける出資額の2倍以内)(上限1000万円)

【一般枠】全体事業費の1月2日(認定VCから受ける出資額と同額以内)(上限4000万円)

 

詳しくは以下URLからご覧ください。

静岡県ファンドサポート事業(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

市外からのスタートアップの呼び込み

地域課題解決型ワークショップ

  • 国内のスタートアップに対し、本市での事業活動に繋げるためのワークショップを、市外・県外で開催します。
  • 令和6年度は、富士市のリアルな行政課題を扱ったworkshop「社会課題をビジネスで解決する。~富士市を事例に考えよう!~」を開催しました。
  • 開催結果は以下URLからご覧ください。

令和6年度地域課題解決型ワークショップ(別ウィンドウで開きます)

 

外部機関等と連携した実証実験事業の場の提供

  • 国外のスタートアップ等に対し、本市での概念実証・実証実験事業やビジネスマッチングなどの事業活動に繋げるために、貿易振興機関等と連携した呼び込みを図ります。
  • その取り組みとして、令和7年4月に開催された「2025 KOREA ICT EXPO in JAPAN」に富士市として出展し、本市のスタートアップ支援施策の紹介やCNF啓発品の配付などを行い、本市のPRをしました。
  • 2025 KOREA ICT EXPO in JAPANへの開催概要は以下URLからご覧ください。

2025 KOREA ICT EXPOへの出展(別ウィンドウで開きます)

 

アントレプレナーシップ教育

  • アントレプレナーシップとは、新しい価値を生み出すために失敗を恐れず挑戦する姿勢や能力のことで、起業家精神とも呼ばれています。
  • 新規ビジネスを創業するのに必要な知識やスキルを身につけるだけでなく、創造性、積極性や革新性などのビジネスに限らない広い知識、スキル、態度や姿勢を身につけるための教育であり、経営者のみならず勤務者であっても必要な能力です。
  • 学齢期の子どもを対象にアントレプレナーシップに関するセミナー等を実施し、子どもたちの将来に良い刺激を与え、地元富士市へ還元できる人財を育成するきっかけとします。
  • 令和7年度は、8月10日に「アントレプレナーチャレンジ~君のひらめきが未来を変える~」を開催します。
  • 詳しくは以下URLからご覧ください。

アントレプレナーチャレンジ(別ウィンドウで開きます)

静岡県パブリックピッチイベント

スタートアップが知事、市長等に対して、直接プレゼンを行うことができるイベントを開催します。

県内市町との協業に向けた個別マッチングも支援します。

地域 スタートアップ募集締切 ピッチイベント
静岡県庁 8月8日(金曜日) 9月29日(月曜日)
伊豆地域 8月22日(金曜日) 10月8日(水曜日)
東部地域 8月22日(金曜日) 10月20日(月曜日)
中部地域 9月5日(金曜日) 11月10日(月曜日)

 

富士市の課題 「紙のまち」から「新素材のまち」へ。富士市CNF関連産業の共創促進

対象
  • 新たな産業を富士市から産み出すことに精力的な企業や団体
  • CNFの活用に関心はあるものの、具体的な導入方法や協業先を見つけられずにいる製造業者

CNF:植物や木材を由来としたセルロースナノファイバー(CNF)やセルロース素材を広く含む

課題

富士市は「紙のまち」の強みを活かし、植物由来の新素材CNFの産業集積地となるべく、2019年に「富士市CNF関連産業推進構想」を策定し、産学官連携の基盤を整備してきました。しかし、ポテンシャルは高いものの、以下の3つの大きな壁に直面しています。

  • 製品化の壁(CNFの機能や価値を理解し、実際に新製品開発に取り組む企業がまだ少ない。)
  • 認知の壁(CNFという言葉を知っていても、その具体的な利点や可能性が、関心層にすら十分に届いていない。ましてや非認知層へのアプローチは不十分である。)
  • 連携の壁(支援体制として「富士市CNFプラットフォーム」を設立したが、一部の企業や大学の連携に留まり、様々なプレーヤーを巻き込み、協業を生み出す「つながる仕組み」を構築しきれていない。)
現状

市内には静岡県富士工業技術支援センター等が立地し、研究開発の拠点が集積しています。

これまで、プラットフォームを立ち上げ、セミナー開催やウェブサイト等による情報提供、補助制度の運用など、様々な支援を実施してきました。

しかし、これらの活動が点在しており有機的に連携して大きなムーブメントを起こすには至っていません。

実現したい未来(アウトカム)

CNFを軸に、多様なプレイヤーが自然と集い、新たな製品や事業が次々と生まれるエコシステムを構築します。これにより、富士市をCNFの社会実装を牽引する「新素材のまち」へと発展させ、持続可能な地域産業の未来を創ります。

スタートアップ等との協業イメージ

(右記に限定せず、広くご応募お待ちしています。)

本課題の解決に向け、以下の3つの領域で革新的なアイデアやソリューションを持つスタートアップとの協業を強力に推進します。

  • 【製品開発・事業化支援】CNFを使った革新的な製品を産み出すスタートアップ

富士市が持つ研究開発拠点や市内企業とのネットワークを活用し、製品アイデアの試作品開発や実証事業の実施、ビジネスモデルの構築、事業化に向けた取組。

  • 【認知度向上・ブランディング】CNFの価値を社会に届けるスタートアップ

CNFの技術的な優位性だけでなく、その環境価値や未来の可能性を、非関心層にも伝わる魅力的なストーリーとして発信するコンテンツ企画やPR。「CNFといえば富士市」というブランドイメージを共に構築し、社会全体の関心を高めるムーブメントの創出。

  • 【エコシステム構築】日本中のプレイヤーが集まるハブを創るスタートアップ

本市が運営する「富士市CNFプラットフォーム」を基盤に、企業間の化学反応を誘発し、具体的な協業プロジェクトや共創企業を連続的に産み出す仕組みの構築。

詳しくは以下URLからご覧ください。

静岡県パブリックピッチ(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

関連リンク

国や静岡県等で実施するスタートアップ支援に関する情報は、以下のリンクからご覧ください。

経済産業省スタートアップ施策(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

静岡県スタートアップ支援戦略(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

日本政策金融公庫日本公庫スタートアップ支援ポータル(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

 

 

お問い合わせ先

産業交流部産業支援課地域産業支援センター

中央図書館分館2階

電話番号:0545-52-6777

ファクス番号:0545-52-6788