2023年10月01日掲載
皆さんの納めた税金が、この1年間でどのように使われたのかを確かめてみましょう。
−図表あり−
(図表説明)円グラフ 年度内に入ったお金
歳入の約5割は市税
歳入の約50パーセントは、市民・企業の皆さんに納めていただいた市税です。令和4年度の市税の決算額は約477億円で、前年度と比較して約3億円の増収となりました。
これは、経済社会活動の正常化による景気回復に伴う個人・法人市民税の増が主な要因として挙げられます。
−図表あり−
(図表説明)市税の内訳
−図表あり−
(図表説明)円グラフ 年度内に使ったお金
歳出は民生費が最多
歳出は、目的別に見ると、福祉関係の費用である民生費が約40パーセントを占め、最も多くなっています。
これは、国からの補助を受け、物価高騰に対する緊急支援金の給付を行ったことなどによります。
次いで、教育費が11.9パーセントとなっていて、小学校ICT教育の推進、小・中学校校舎の長寿命化等を実施しました。
歳出を年間の市民1人当たりの金額に換算してみると… (前年度比)
総務費
4万3,198円
(-1,787円)
教育費
4万5,545円
(+1,907円)
民生費
15万330円
(-3,014円)
※令和5年4月1日時点の人口(24万8,368人)を基に計算しています。
■経常収支比率
市税など毎年度収入される財源のうち、義務的な経費など、毎年度支出される経費に充てた割合
公債費等の経常経費が減少したものの、地方交付税等の経常一般財源が大幅に減少したため、比率が悪化しました。
悪化
88.2%→89.4%
■将来負担比率
自治体が将来支払う可能性がある負債の財政規模に対する比率
総合体育館建設事業などに係る債務負担行為(将来の支払いを約束した額)の減少により改善しました。また、早期健全化基準である350パーセントを大きく下回っており、健全な財政状況となっています。
改善
74.0%→69.5%
■一般会計の市債残高
自治体の借金の残高
新規の借入額が償還額を下回ったため、市債残高が減少しました。
改善
772億円→761億円
企業会計とは
法令に基づき、独立採算を原則に企業的経営で運営される会計です。
水道事業
事業収益合計
39億1,755万円
事業費用合計
33億8,554万円
純利益
5億3,201万円
公共下水道事業
事業収益合計
61億2,753万円
事業費用合計
50億3,417万円
純利益
10億9,336万円
病院事業
事業収益合計
182億4,712万円
事業費用合計
153億43万円
純利益
29億4,669万円
-画像あり-
(画像説明)富士市立中央病院
問合せ/財政課 電話 0545-55-2725 ファクス 0545-51-1479
シティプロモーション課広報広聴担当(市庁舎8階北側)
電話:0545-55-2700
ファクス:0545-51-1456
メールアドレス:so-citypro@div.city.fuji.shizuoka.jp