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2016年10月20日掲載
旧東泉院宝蔵内部の公開についてお知らせします。
吉原公園には、戦国時代から明治初めまで密教寺院の富士山東泉院が存在しました。東泉院は、富知六所浅間神社をはじめとする5つの神社(下方五社)を管理する「別当」という職をつとめ、一色村や神戸村など6か村を支配する地域の有力な寺院でした。
現在、吉原公園内には、旧所有者(六所家)から寄贈を受けた宝蔵が残っています。この宝蔵は、安政4年(1857年)に再建されたことが棟札から判明しており、東泉院時代の唯一の建造物になります。また、この宝蔵内には、東泉院や六所家に関わる貴重な資料群(「六所家旧蔵資料」)が残されていました。
この宝蔵の内部を一般公開しています。内部には、江戸幕府から東泉院の領地を認められた「朱印状」や富士山や東泉院の由緒について書かれた「富士山縁起」、江戸時代の東泉院の様子がわかる「東泉院絵図」など主に宝蔵に伝わった資料を中心にパネル展示しています。
旧東泉院宝蔵
午前9時00分から午後5時00分まで
吉原公園内旧東泉院宝蔵(今泉八丁目1428番地1)
無料
文化財課(伝法66番地の2)
電話:0545-30-7850
メールアドレス:ky-bunkazai@div.city.fuji.shizuoka.jp