2022年09月02日掲載
平成30年12月16日に北海道札幌市において、スプレー缶の不適切な処理が起因する爆発事故が発生しました。 また、令和元年7月6日に大阪府高槻市でも同様の原因が疑われる爆発事故が発生しました。 スプレー缶製品の取扱いには、十分にご注意ください。
スプレー缶は、噴射剤であるLPガスやジメチルエーテルなどの可燃性ガスとともに薬剤を詰め込み、ガスの圧力を利用して、薬剤を噴射する構造になっています。
これらの可燃性ガスは、引火性が高く、火災や爆発事故を引き起こす原因となります。
石油ファンヒーターの前に置いていたスプレー缶内部の圧力が高まり、スプレー缶が破裂、漏れた可燃性ガスがファンヒーターの火に引火した。
台所にいたゴキブリを駆除するため、殺虫剤を噴射したところ、調理中のガスコンロの火が殺虫剤の可燃性ガスに引火した。
カセットコンロの燃料ボンベカバー部まで覆う鉄板を載せ調理をしていたところ、鉄板からの輻射熱により燃料ボンベが加熱し、内部の圧力が高まり、燃料ボンベが破裂、可燃性ガスに引火した。
火災事例等の注意喚起動画及び再現実験映像等については、独立行政法人 製品評価技術基盤機構のホームページからご覧いただけます。
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