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たばこ対策と健康づくり

2020年07月01日掲載

自分のため、周りのために、たばこの害や対策方法について正しい知識を持ち健康に配慮しましょう。

たばこと健康リスク

 日本人の死亡要因の第1位は「喫煙」です。喫煙は、がんの発症リスクを高めるだけでなく、動脈硬化も促進するため、脳血管疾患や心筋梗塞といった虚血性心疾患・脳卒中などのリスクも上昇させます。また、慢性閉塞性肺疾患(COPD)にかかる人の9割以上が喫煙者という調査もあり、多大な健康リスクがあります。
 国内では、受動喫煙で年間約1万5000人が死亡しています。子どもの受動喫煙は、乳幼児突然死症候群や気管支ぜんそくのリスクなど、妊婦の受動喫煙は、流産や早産などのリスクを高め、子どもや胎児の成長や発育にも影響を及ぼします。

三次喫煙とは

 たばこの煙は髪の毛や衣服、壁紙、カーテンなどに付着し徐々に浮遊します。これらの残留物質(におい)を吸うことを三次喫煙と言います。三次喫煙は、通常の受動喫煙(二次喫煙)に比べて微量ですが、健康被害が生じることがあります。

加熱式たばこも悪影響の可能性

 加熱式たばこは、凝縮したたばこ葉をバッテリーで加熱し、その蒸気を吸引するものです。そのため、紙巻たばこと同様に健康リスクがあります。また、蒸気や喫煙者の呼気から、目に見えない有害物質の微粒子が出ていることから、周囲の人の健康へ悪影響を与える可能性があります。

なくそう受動喫煙 マナーからルールへ

 令和2年4月1日から改正健康増進法が全面施行されました。喫煙をする際はルールを守り、周囲への配慮を心掛けましょう。

改正健康増進法の基本的な考え方

  1. 望まない受動喫煙をなくす
  2. 受動喫煙による健康影響が大きい子ども、患者などに特に配慮する
  3. 施設の類型・場所ごとに対策を実施する

健康増進法改正のポイント

  • 多くの施設において屋内が原則禁煙に
  • 屋内での喫煙には喫煙室の設置が必要に
  • 喫煙室には標識掲示を義務付け
  • 20歳未満の人は喫煙エリアへの立入禁止に

受動喫煙防止対策に関することはコールセンターへお問い合わせください

 健康増進法、静岡県受動喫煙防止条例に基づく受動喫煙防止対策に関する御相談や御質問(喫煙所の設置の可否、標識掲示の方法等)は、静岡県が設置したコールセンターにお問合せください。
 詳しくは下記の静岡県公式ホームページをご覧ください。

電話番号 054-252-0007
受付期間 令和2年7月1日から令和3年3月31日まで(土日祝日、12月29日~1月3日を除く)
受付時間 午前8時30分~午後5時15分
相談料 無料
別途通話料がかかります

卒煙にチャレンジ!

 令和元年11月に実施した市民健康意識調査結果によると、富士市民の男性の約4人に1人、女性の約10人に1人は習慣的に喫煙をしています。
 たばこがやめられない原因として、ニコチン依存や喫煙の習慣化による心理的な依存が挙げられます。無理なく卒煙するために、禁煙補助剤を利用しませんか。ニコチンパッチやニコチンガムなどの禁煙補助剤は薬局でも購入できるほか、一定の条件を満たせば、保険診療で禁煙治療が受けられます。
 市民健康相談では禁煙支援を実施しています。禁煙治療を実施している医療機関について知りたい人や、禁煙支援を希望する人は、電話で健康政策課にお問い合わせください。 

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お問い合わせ

健康政策課健康推進担当(本市場432番地の1 富士市フィランセ内)

電話:0545-64-9023 
ファクス:0545-64-7172
メールアドレス:ho-kenkou@div.city.fuji.shizuoka.jp

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