演題 CKD(慢性腎臓病)って何ですか?
日時 令和6年3月3日(日曜日)10時から11時30分
会場 富士市交流プラザ 2階会議室1
富士市富士町20番1号
講師 富士市CKDネットワーク運営委員会委員
富士市立中央病院 腎臓内科部長 高橋康人先生
定員 40名(先着順)
申込 令和6年2月15日(木曜日)から2月29日(木曜日)の平日8時30分から17時までに、富士市役所健康政策課 健診担当に電話(0545-64-8992)か、電子申請でお申し込みください。
講演会ちらし (PDF 73KB)
CKD(慢性腎臓病)とは、慢性的にたんぱく尿があるなど、腎機能が低下した状態をいいます。
自覚症状がほとんどないため、放置して重症化すると透析が必要な腎不全まで進行する場合があります。
また、心筋梗塞や脳卒中などを発症する危険性も高くなることがわかっています。
日本のCKD(慢性腎臓病)の患者数は、約1,330万人といわれ、成人の8人に1人の割合であり、新たな国民病と考えられます。
富士市では、人工透析や心血管疾患の原因となるCKD(慢性腎臓病)について、かかりつけ医と腎臓専門医が連携して治療にあたる病診連携を軸として、富士市CKDネットワークの体制を整えました。
CKDは、尿検査と血液検査の血清クレアチニン値をもとに推計するeGFRから判断します。
富士市国民健康保険特定健康診査の結果にeGFRが標記されることになりました。
病診連携実績 (PDF 28KB)
紹介患者の重症度変化 (PDF 316KB)
紹介患者のeGFR区分割合 年次推移 (PDF 29KB)
腎臓は、背中側の腰椎の上のあたりに左右1個ずつあり、握りこぶし大の大きさ(約150グラム)で、ソラマメのような形をしています。
【腎臓の働き】
【CKDとは】
【CKDの定義】
下記の1、2のいずれか、または両方が3カ月以上持続した状態のことを言います。
※GFR:糸球体ろ過量といい、腎機能を表す指標です。
【CKDの原因】
CKDの重症度分類 (PDF 30KB)
CKDは尿中の蛋白の有無とGFR(※)で判断でき、軽い方からステージ1~5に分類されます。
GFR値を直接調べるのは大変なので、簡単に推計できるeGFR(※)で代替します。
※GFRは、糸球体ろ過量といい、腎機能を示す指標です。
※eGFR(estimate glomerular filtration rate)とは推算糸球体ろ過量(値)の略語で、血液をとって調べるクレアチニン(Cr)値と、性別・年齢の3つから計算して出すGFRです。
あなたの腎機能をチェックしましょう。
CKDを予防するために (PDF 458KB)
健康政策課 健診担当(本市場432番地の1 富士市フィランセ内)
電話:0545-64-8992
ファクス:0545-64-7172
メールアドレス:ho-kenkou@div.city.fuji.shizuoka.jp