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更新日:2025年8月1日
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マイナ保険証を活用した救急業務の円滑化に係る実証事業について
マイナ保険証を活用した救急業務の円滑化に係る実証事業について
富士市消防本部は、総務省消防庁が実施するマイナ保険証を活用した救急業務の円滑化に係る実証事業に参加します。
概要
マイナ救急とは
マイナ救急とは、救急隊員が傷病者のマイナ保険証(健康保険証として利用登録したマイナンバーカード)を活用し、傷病者の医療情報等を閲覧する仕組みのことです。
傷病者や家族の同意を得た上で、傷病者のマイナンバーカードを読み取り、オンラインシステムに接続します。医療機関の受診歴や既往歴、薬の処方歴といった医療機関の選定に必要な情報を専用のタブレット端末で閲覧し、取得した情報を基に適切な医療機関を選定します。
傷病者本人の意識がないなど同意を得られない状況において、救急隊が「生命・身体の保護のため医療情報等を閲覧する必要がある」と判断した場合は、本人の同意なしで情報を閲覧する場合があります。
期間
令和7年10月1日(水曜日)から令和8年3月31日(火曜日)まで
期待される効果
傷病者の観察結果や症状(現病歴)、マイナ保険証を活用して得られた情報(受診歴・診療情報・薬剤情報・特定健診情報等)から総合的に判断し、傷病者に適応する搬送先医療機関の選定等に効果が期待できます。
また、マイナ保険証で情報収集を行うことで、情報の聴取時間が短縮し、円滑な救急活動につながることが期待されます。