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更新日:2026年8月1日

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目次

 

【広報ふじ令和8年】まちかどネットワーク(8月号)

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第15回絵本テキスト大賞受賞
いしはら ゆりこさん

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(画像説明)写真1点

富士市在住の絵本作家

市内在住の絵本作家、いしはらゆりこさんをご存じですか。

いしはらさんは、日本児童文学者協会と童心社が主催する絵本テキスト(文章)を対象とした公募展「第15回絵本テキスト大賞」で大賞を受賞しました。

受賞作品のタイトルは、「くさむらゆうびんきょく」。のんびり屋のカタツムリ「でんでん」が、個性豊かな虫たちが働く「くさむらゆうびんきょく(郵便局)」で「僕も役に立つ仕事がしたい」と思い、飛び込みます。この物語は、自然体でいながら「誰にでも得意なこと、できることがある」というメッセージが込められていて、読む人の背中をそっと押してくれる温かいストーリーです。

受賞作品の誕生秘話について伺うと、「この本は、考案から書店に並ぶまでに約5年かかりました。考案したきっかけは『全然関係のない組合せでつくるとおもしろくなる』と絵本講座の先生に言われたことです。ある文具とカタツムリの組合せが、一見関係ないように見えて、実は質感が似ている部分をおもしろく表現できるのではないかと気づきました。絵本を作るときのアイデアは、幼い頃の記憶や子どもとの会話など、日常生活の中から思いつくことがほとんどです。子どもの頃にカタツムリなどの生き物と遊んだ記憶が、この作品につながりました。

また、この本はすてきなイラストレーターに絵を描いていただきました。虫の擬人化がおもしろく、生き生きと描かれています。イラストレーターに絵を描いてもらえたことで、新たな表現が生まれ、作品の世界が大きく広がりました」と話してくれました。

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(画像説明)いしはらさんの絵本

絵本との再会で絵本作家に

絵本作家になったきっかけについて伺うと、「私は、絵を描くことが好きでデザイン学校を卒業後、イベントを告知するチラシなどを作る仕事をしていましたが、チラシなどはイベントが終われば不用品になってしまうことに寂しさを感じ、『息の長い仕事がしたい』と思うようになりました。

そのとき、子育てで絵本を読み聞かせる中で、自分が子どもの頃に読んでいた絵本に再会しました。半世紀くらい経っても変わらず愛されていることに感動し、絵本作家になろうと決めて、東京の絵本講座に申し込みました。勉強を始めて6年目に、毎月子ども向けに発行される月刊絵本を出すことができました」と振り返りながら話してくれました。

これまで、3作品の月刊絵本を刊行。そして今回、初めての単行本出版という夢が叶いました。今後の目標について伺うと、「文章が評価されたのは驚きでした。これからも子どもたちが楽しめる絵本を作り続けたいです」と話すいしはらさん。いしはらさんの心温まる作品を、ぜひ手に取ってみてはいかがですか。

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(画像説明)取材中のいしはらさん

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