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更新日:2026年2月25日
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令和8年度施政方針【市政運営の基本姿勢】
それでは、「笑顔とにぎわいに満ちた富士市」の実現に向け、市政運営に取り組む上での今後4年間の基本姿勢について申し上げます。
不透明感が漂う現状を打ち破り、本市の未来を切り拓いていくためには、明確な視点を掲げ、困難な状況を打開して前進していく「突破力」が必要です。
このため私は、次の3つの視点を市政運営の基本姿勢として掲げ、市政の舵取りを行ってまいります。
1つめに、「民間目線」による結果重視の市政運営を行います。
私は12年間にわたり民間企業の営業職に従事する中で「結果を出すまで諦めない」という信念を培いました。結果を求める際には、前例主義や形式主義といった障害があるかもしれません。民間目線により変えるべきものは変えることで障害を「突破」し、コスト意識とスピード感を持った「稼げる市No.1」を目指します。
このため、職員一人ひとりが変化を恐れず、自らの考えで良い仕事をしたいと行動する姿勢を重視するとともに、私自身は、民間で培った営業スキルを生かし「トップセールス」を行ってまいります。
また、私が結果として最重点に掲げることは、人を増やすことであります。人は、まちを動かす主役であり、まちの活力を生み出す最も重要な要素であることから、定住、交流、UJIターンなど、主に首都圏から積極的に人を呼び込む戦略に重点的に取り組んでまいります。
2つめに、「IT世代目線」による徹底した変革を行います。
デジタルは単なる業務効率化のツールではありません。時間や場所にとらわれず行政サービスに係る手続を可能とし、市民が窓口に行く手間や待ち時間を削減することで、「待たせない・迷わせない」、より便利な住民サービスの実現を目指します。
また、デジタル化による職員の働き方改革を進め、生産性を向上させるとともに、更なるデータ利活用を推進し、市民ニーズを的確に把握するなど、あらゆる分野でマーケティングの考え方を取り入れることで、政策立案の高度化を進めてまいります。
さらに、本市の産業を支える中小企業に対してもAIの導入を支援するなど、DXを推進し、既存産業の競争力を伸ばすとともに、新たな産業創出を図ってまいります。
3つめに、「市民目線」に立ち、持続可能な富士市を築くため、未来への投資を行います。
具体的には、若者が住み続けたいまちとなるよう、子育てしやすいまちを目指し、18歳までのこども医療費を無償化するなど、子育て世代への負担軽減に努めてまいります。
また、わくわくするまちとなるよう、遊びでまちに活力を生み出すため、大規模集客施設の誘致に向けた取組を行うほか、本市を観光の目的地化するため、田子の浦港、大淵笹場、岩本山などを観光拠点として、周辺エリアの活性化に向けた取組を進めてまいります。
さらに、安全・安心に暮らせるまちとなるよう、集中豪雨などの自然災害に備えたインフラ改修整備などを行うとともに、移動の利便性向上などの取組を進めてまいります。
以上の観点から諸施策を展開するに当たっては、課題の本質を捉え、本当に市民が必要としている政策にリソースを集中することで、着実に成果を生み出してまいります。
また、常識にとらわれ、現状を維持することは、社会や時代の変化に取り残され、衰退を意味するものであることから、変化を進化と捉え、市民の皆様と共に新たな富士市の一歩を力強く踏み出してまいります。