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更新日:2025年5月15日

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目次

 

出前講座(小学校・中学校)

対象学年

小学校4年生(他学年もご相談ください)
中学校全学年
(幼稚園、保育園、高等学校、放課後児童クラブ等もご相談ください。)

学習の狙い

  • 普段、何気なく捨てている「ごみ」について、正しい捨て方や分別について学び、分別された「ごみ」がどうなるのかを知ることができます。
  • 「ごみ」と「資源」の違いを理解し、日常の生活で「3R」を実践できるようになります。
  • 身近な「ごみ」を通して、誰でもSDGsに貢献できるという実感を持ちます。

講座の実施形式

原則として、1校につき1回の講座とさせていただきますので、全クラスが集合できる会場(体育館等)をご用意ください。
夏の暑い時期等、体育館での開催が難しい場合は、クラスごとに実施することも可能です。

講座の内容

  • 富士市のごみの現状(ごみの排出量、処分費用、処分方法)
  • ごみの出し方について
  • 3Rについて(リデュース・リユース・リサイクル)
  • 食品ロスについて
  • 海洋プラスチック
  • ごみの分別ゲーム(ごみの見本を使い分別を実践)

ごみと資源と3R(PDF:8,078KB)

受講風景の画像
受講時間45分~50分(授業1時限分)

富士市のごみの現状(ごみの排出量、処分費用、処分方法)

ごみの排出量→富士市に住んでいる人全員の体重は1,250万kgに対して富士市で1年間に出るごみの重さが7,000万kg。およそ5倍の重さになります。
処分費用→1年間でごみを片付けるためにかかるお金はいくら必要?
正解は、約20億円。このお金は、税金であること、1人8,000円かかっていることを伝えます。

ごみの出し方について

  • 燃えるごみ→黄色いごみ袋に入れて出しているもの
    プラスチックのマークがないプラスチックは、燃えるごみ
    おむつ、ティッシュ、よごれた紙は、燃えるごみです。
  • プラスチック→プラマークが目印
    商品を包んでいる、プラスチックの「容器」や「包装」
    小さいお菓子の袋や発泡スチロール、プチプチなどです。
  • 古紙→紙なら何でもリサイクル!
    紙でできたものは、ほとんどが古紙(その他の紙)で出せます。
    多少ビニールや金属がついていても、そのまま出せます。

3Rについて(リデュース・リユース・リサイクル)

  • (1)リデュース→【そもそもごみを出さないこと】
    物を長く大切に使う・エコバッグを持ち歩く・余分なものは買わない・シャンプーなどはつめかえ用を買う・食品ロスは出さない
  • (2)リユース→【使い終わったものを、繰り返し使う】
    着れなくなった服をきょうだいが着る・中古屋さんに売る・フリーマーケットを利用する
  • (3)リサイクル→【ごみを再生して、資源にする】
    ごみを分別して、リサイクルできるようにする・ごみを資源にするには、同じ仲間だけを集めなきゃだめ!

食品ロスについて


富士市の家庭で捨てられた食材たち

食品ロスとはまだ食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。
1年間で日本で捨てられる「食品ロス」は、世界中で必要な食料の1.2倍の量!
食品ロスをなくすために1人1人が食べ物を大切にすることを伝えます。
『みんなでなくそう 食品ロス』
日本で472万t、富士市で約1,300t、1人あたり5kg以上も食品ロスが発生しています。

海洋プラスチック

なぜ海洋プラスチックと言われているの?
例えば、ペットボトルは、ポイ捨てされてから自然の力で分解されるまで400年かかります。
今から400年前【1624年】江戸時代の頃、ペットボトルは存在していなかった。
だから、今までにポイ捨てされたペットボトルは、分解されずに残っている。そのペットボトルが川や海に流れついて海の生き物や、陸の生き物たちに影響をもたらすことになります。

海の写真
富士市に海に漂着したプラスチックごみ

ごみの分別ゲームについて

ごみの見本(ペットボトルのラベルやお菓子の袋、ティッシュ箱など)を用い、「もえるごみ」、「プラスチック製容器包装」「古紙」に分別します。
基本的には5~6人程度のグループワークを想定していますが、実践方法については個別に相談させていただきます。

ごみの分別ゲーム(ごみの見本を使い分別を実践)

ゲームをしている画像1

ゲームをしている画像2
ゲームの様子

令和6年度に実施予定の学校は下記のとおりです。

小学校

  • 吉原小学校
  • 伝法小学校
  • 今泉小学校
  • 青葉台小学校
  • 吉永第一小学校
  • 吉永第二小学校
  • 原田小学校
  • 神戸小学校
  • 須津小学校
  • 東小学校
  • 富士第一小学校
  • 岩松北小学校
  • 富士第二小学校
  • 富士南小学校
  • 大淵第一小学校
  • 天間小学校
  • 富士川第一小学校

述べ1,201人(予定)

中学校

  • 岳陽中学校
  • 元吉原中学校
  • 鷹岡中学校

述べ583人(予定)

講座のお申し込みについては随時受付ておりますので、廃棄物対策課までご連絡ください。
幼稚園、保育園、認定こども園等の年長児を対象とした講座も実施しています。

お問い合わせ先

環境部廃棄物対策課計画推進担当

市庁舎10階南側

電話番号:0545-55-2769

ファクス番号:0545-51-0522