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更新日:2025年9月3日
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目次
高齢者インフルエンザワクチン定期接種について
インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって引き起こされる病気です。主な症状は、せき、鼻水、喉の痛みといった風邪の症状だけでなく、38度以上の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身に現れます。ご高齢の方や免疫力が低下している方では肺炎などの重症化が見られることがあります。また、インフルエンザは流行期になると短期間で多くの人に感染が広がるため、注意が必要です。
インフルエンザワクチンについて
インフルエンザワクチンを接種しても、完全に感染や発症を防ぐことはできません。しかし、発症の予防や、万が一感染した場合でも重症化や死亡を防ぐ効果があるとされています。特に乳幼児や高齢者、持病のある方、妊娠中の女性は重症化しやすいので、早めの予防接種が推奨されています。
対象者
市内に住民登録のある
- 65歳以上の人
- 60歳から64歳の人で、心臓・腎臓・呼吸器の機能や、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能の障害(身体障害者手帳1級程度)のある人
実施場所
高齢者インフルエンザワクチン実施医療機関(PDF:149KB)
接種を希望する場合は、直接実施医療機関にお申込みください。
接種期間
令和7年10月1日(水曜日)~令和8年2月28日(土曜日)
助成上限回数
1回
自己負担額
1,650円
※生活保護受給世帯の人は無料
持ち物
住所・氏名・年齢のわかる公的証明書(マイナンバーカードなど)、自己負担金
※予診票は実施医療機関にあります。
ワクチンの安全性
季節性インフルエンザワクチンで比較的多くみられる副反応には、接種した場所(局所)の赤み(発赤)、はれ(腫脹)、痛み(疼痛)等が挙げられます。接種を受けられた方の10~20%に起こりますが、通常2~3日で消失します。
全身性の反応としては、発熱、頭痛、寒気(悪寒)、だるさ(倦怠感)などがみられます。接種を受けられた方の5~10%に起こり、こちらも通常2~3日で消失します。
また、まれではありますが、ショック、アナフィラキシー様症状(発疹、じんましん、赤み(発赤)、掻痒感(かゆみ)、呼吸困難等)がみられることもあります。
長期入院や施設入所などにより市外の医療機関での接種が必要な場合
入院・入所など、やむを得ない事情で市外での接種が必要な場合は、富士市が発行する予防接種依頼書が必要です。詳細については、下記のページをご覧ください。
予防接種健康被害救済制度について
ワクチン接種後に何らかの副反応を疑う症状が起こった場合、またはそうした症状が長引いている場合は、接種を実施した医療機関やかかりつけ医等にご相談されることをお勧めします。
また、ワクチン接種では、一時的な発熱や接種部位の腫れ・痛みなどの比較的よく起こる副反応以外にも、まれではあるものの副反応による健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が生じることがあります。
副反応による健康被害をなくすことはできないことから、定期接種に関しては予防接種法に基づく救済制度が設けられています。