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更新日:2025年11月1日
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目次
11月は「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」月間です
みんなで子どもの笑顔を守りましょう。子どもへの虐待は犯罪です。しつけによる体罰も虐待に当たります。テレビや新聞では痛ましい児童虐待事件が報道され、虐待防止の呼びかけをしていますが、児童虐待件数は増え続けています。
虐待とは
児童虐待には4つの種類があります。
身体的虐待
殴る、蹴る、たたく、激しく揺さぶる、やけどを負わせる、溺れさせるなど
心理的虐待
言葉でおどす、無視をする、きょうだい間の差別、夫婦間の暴力を見せるなど
ネグレクト
家に閉じ込める、食事を与えない、不潔な部屋に住まわせる、車中への放置、健診や予防接種など子どもに必要とされる医療を受けさせない(妊婦健診を受診せずに出産することも含みます。)など
性的虐待
子どもへの性的な行為、子どもに性的行為を見せる、子どもの性的な写真を撮るなど
虐待による影響
体罰や暴言などの虐待は、子どもの身体だけではなく脳にも悪影響を与え、行動や精神面に問題を及ぼすと言われています。
保護者の皆さんへ、子どものことで悩んでいませんか?
子どもの虐待が増えている背景には、日常的なストレスや不安、生活困窮、頼れる人がいないことなど、様々な問題が潜んでいます。虐待をしている人自身が悩みや苦しみを抱えて困っている可能性があります。他人事ではなく、身近に起こりえる問題なのです。
「周りはちゃんと子育てできているのに」「弱音を吐いたらいけない」と感じていませんか?あなたと子どもを守るために、子どものことを相談してみませんか?
富士市では「こども家庭センター」を開設し、妊娠期から子育て期までを切れ目なく支援しています。思い悩んでしまう前に、子育て全般についてお気軽にご相談くだだい。
子どもの皆さんへ、周りに言えない家族の悩みはありませんか?
家族から殴られたり蹴られたりする、家の中で無視される、きょうだいと比べられたりひどいことを言われる、部屋がごみだらけで気持ちよく暮らせない、家族から性的なことをされるなど、家族や先生にも言えずに困っていることはありませんか?
富士市では子どもからの相談も受け付けています。あなたの話を聞いて、あなたとあなたの家族を助ける手伝いをします。
子どもの権利についても相談を受け付けています。
問い合わせ先
保護者や子どもからの相談、地域の方からの虐待の通報など、子育て全般についてなんでもご相談ください。
子どもなんでも相談
0545-55-2764(8時30分から17時15分まで)
オレンジリボン運動とは
「オレンジリボン運動」は、子ども虐待防止のシンボルマークとしてオレンジリボンを広めることで、子どもの虐待をなくすことを呼びかける市民運動です。オレンジリボン運動を通して子どもの虐待の現状を伝え、多くの方に子ども虐待の問題に関心を持っていただき、市民のネットワークにより、虐待のない社会を築くことを目指しています。(出典:認定特定非営利活動法人児童虐待防止全国ネットワークのHPより)

富士市では富士川サービスエリアの大観覧車FujiSkyViewを虐待防止のシンボルカラー(オレンジ)にライトアップします。

体罰によらない子育てのために
こどもへの体罰は法律で禁止されています。体罰によらない子育てを推進するため、子育て中の保護者に対する支援も含めて社会全体で取り組んでいきましょう。