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更新日:2026年1月1日

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目次

 

【広報ふじ令和8年】まちかどネットワーク(1月号)

このまちにつなぐステージの魅力
One Heart PROJECT(ワン・ハート・プロジェクト)

市民によるミュージカル団体

市民によるミュージカル団体が、本市で活動していることをご存じですか。ロゼシアターで25年以上続いた市民ミュージカルの出演者たちによって、令和7年1月に発足した「One Heart PROJECT(ワン・ハート・プロジェクト)」です。
現在は、劇場での公演と、市内外の幼稚園や福祉施設などへの慰問公演を中心に活動しています。今年10月にも、ミュージカル公演が控えています。

子どもたちが成長する時間

劇場で行う公演に向け、約半年間かけて稽古や衣装、大道具製作など、あらゆる準備を自分たちの手で行い、オリジナル作品をつくり上げています。
公演のたびに出演者やスタッフを募集し、小学生から80代まで、合わせて50人以上が参加する大きな活動になっています。市内はもちろん、かつての市民ミュージカル出演者が東京から参加することもあるそうです。
代表の小野美紀さんは、「私にとって、俳優から裏方まで、ミュージカルをつくる全てを体験できることはよい経験です。それ以上に、作品制作を通じて、子どもたちが成長することがうれしいですね。稽古で困ったときにお互いを助け合えるようになったり、『自主練習をする!』という子がいたり、自分たちがどうしたいかを考え、工夫する姿が見られます」と話します。
メンバーが一丸となって迎える本番のステージでは、照明に彩られた歌とダンスが、観客の心を動かします。
-画像あり-
(画像説明)代表の小野美紀さん

地域に「楽しい」時間を

劇場以外での慰問公演の依頼が、次第に増えているそうです。
小野さんは、「私たちの存在を知ってもらうための活動の場について知人に相談したことが、慰問公演を行うきっかけでした。今では30分程度の作品を上演する機会を頂いています。劇場公演の稽古と並行した準備は大変ですが、上演後に『自分もミュージカルをやりたい!』と子どもが駆け寄ってきたり、施設を利用する人の家族まで喜んでくれたりするので、やりがいを感じます。私たちの活動を通じて、地域に楽しい時間を届けたいと思っています」と教えてくれました。
-画像あり-
(画像説明)_慰問公演の様子

次の世代に渡すために

「25年以上、ステージを楽しませてくれた市民ミュージカルへの感謝を、今度は私たちが次の世代に渡したいと思います。質の高い作品をつくり、このまちの文化環境をよりよくするだけでなく、子どもたちが年齢や学区を越えて文化活動にふれる機会をつくるためにも、活動を続けたいですね」と、小野さんは話します。
市民がつなぐステージの魅力を、皆さんも味わってみませんか。
-画像あり-
(画像説明)_QRコード One Heart PROJECT
 

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