お祭り等の行事でカセットこんろを使用する際の留意事項について！

　平成26年8月2日、東京都江東区の夏祭り会場（参加者200名程度）の露店で使用していたカセットこんろが爆発する事故が発生しました。
　爆発したこんろは、直径約40センチの鍋でフランクフルトが温められており、その周囲をダンボールで囲うなどしたため、ボンベが高温となり爆発した可能性が高いと考えられます。
　夏祭り等の行事における事故を防止するため、露店等で火気を使用する場合は、以下の事項に留意の上、事故防止に万全を期するようお願いいたします。

1 　カセットこんろを使用する際の留意事項

　カセットこんろ本体やカセットボンベが異常に熱せられると、カセットボンベ内部が高圧になり爆発するおそれがあることから、以下の点に留意すること。

（1） カセットこんろは２台以上並べて使用しないこと。
（2） カセットボンベ容器のカバーを覆うような大きな調理器具を使用しないこと。
（3） カセットこんろの上で炭の火おこしをしないこと。
（4） 消火器を準備する

2　 ガスコンロ等を使用する際の留意事項

（1）　ガス漏れを防ぐため、ゴムホース等は器具との接続部分をホースバンド等で締め付け、適正な長さで取り付ける。
（2）　ゴムホースはひび割れ等の劣化がないか点検すること。
（3）　プロパンガスボンベを使用する場合は、直射日光の当たらない通気性の良い場所に設置し、転倒しないよう鎖等で 固定する
（4）　消火器を準備する

• カセットこんろの正しい使い方（日本工業石油ガス機器工業会）（別ウィンドウ）

• 地区や会社などのお祭りには消火器と届出が必要です