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まちづくり広報講座

2025年03月11日掲載

地域プロデューサー育成「地域をもっと元気に!」

まちづくり広報講座のチラシ

主催:富士市まちづくり課(研修部会)

まちづくり広報講座では、皆さんの地域にある「何か」(素材)を魅力的なものに表現するテクニックを学びます。
そして全国のまちづくりの成功事例から、アイデアやヒントを参考に、地域をもっと元気にしませんか?

概要

日時(全4回)

令和7年1月21日(火曜日)、1月28日(火曜日)、2月21日(金曜日)、2月28日(金曜日)
時間はいずれも19時~20時30分

場所

吉原まちづくりセンター
※駐車場の注意事項は受講者に直接お伝えします。

対象者・定員

対象/情報発信や地域の魅力づくりなどに興味がある富士市民
定員/30人
※応募者多数の場合は抽せんとなります。

内容

(1)地域の価値を高める魅力の見つけ方・引き出し方

講師:望月亜紗子氏
プロの編集者の視点から、地域の価値を高める魅力の発見の仕方、地域の魅力を引き出す企画コンセプトの作り方を学びます。

(2)地域の魅力をつくりだす事例紹介

講師:山堀圭太郎氏
まちあるきなどの事例を紹介します。
次回のワークショップに向けて、素材集めのコツをお伝えします。

(3)ワークショップ 記事づくり

講師:望月亜紗子氏
集めた素材を使って、「すろ~かる」視点で記事をつくります。
自身が見つけた地域の魅力をどのように表現するか?というヒントがたくさん!

(4)ワークショップ 記事発表

講師:山堀圭太郎氏
各自で作成した記事を発表します。
それぞれの地区の魅力やアイデアを共有します。

講師紹介

山堀圭太郎氏

富士市産業支援センター「Beパレットふじ」コーディネーター。
経済産業省中小企業庁の事業である「よろず支援拠点」コーディネーターとして年間700件以上の企業訪問、個別相談、セミナー講演活動を継続している。伴奏支援により企業の収益を高めるための具体的な営業計画やアクションプランを策定、実行しながら持続可能な企業、地域づくりを目指します。

望月亜紗子氏

静岡と静岡に住む人を結ぶフリーマガジン「すろーかる」の編集長。
地域密着で静岡を盛り上げる情報発信のプロフェッショナル。

講座の様子

(1)地域の価値を高める魅力の見つけ方・引き出し方【講師:望月亜紗子氏】

参加者/16名
【内容】
・参加メンバーの自己紹介
・すろーかるを見ながら企画の立て方や編集の仕方などについてのレクチャー
・グループで企画立ての練習

【学び】
・コンセプト、ターゲット、使用する媒体、配布方法について発信前に考える
・自分たちで発掘し体験をもとに魅力を伝える「生きた情報の発信」をすることで、オリジナリティーを持たせる
・知っていることでも違う視点で、新しい価値や魅力を引き出す

【当日の様子】
受講生には、各地区の広報にかかわる方や、FUJI未来塾へ参加経験のある方、富士市のために活動したいという思いのある方が多数参加していました。
企画立て練習グループワークでは、自由なテーマで視点の違いを共有することで、新たな気づきに繋げていました。

(写真)まちづくり広報講座1回目開催の様子

(写真)まちづくり広報講座1回目開催の様子

(2)地域の魅力をつくりだす(価値創出)事例紹介【講師:山堀圭太郎氏】

(写真)まちづくり広報講座2回目開催の様子

参加者/16名
【内容】
・地域の魅力を作り出して引き出す事例紹介
・地域での情報発信のポイントについて
・マーケティングの視点からみる広報活動

【学び】
・特別なことでなくても違った視点で良さを活かす
・ターゲットは細かく、具体的に設定する
・「地域しか知らない」特徴などを明確にして、広く発信し地域創出につながるブランディングを目指す

【当日の様子】
国内外の「価値創出」の取り組み事例紹介から、「誰にむけて何をしたいのか」を明確にすることで情報が届きやすくなること、地域からみると「何もない」でも活かす人のアイデアで新しいものに変わることなど、地域プロデュースの可能性を学ぶ回となりました。

また、第3回目にむけた宿題がでました。
宿題は、「自分の地区で推したいお気に入りの写真2~3枚を撮ってくること」です。
街並みや食べ物、風景など好きな写真を自由に撮影し、現像して持参します。
写真を選ぶポイントは「ときめく」かどうか。

どんな「ときめく」写真が集まるか楽しみですね。

(写真)まちづくり広報講座2回目開催の様子

(写真)まちづくり広報講座2回目開催の様子

(3)ワークショップ(記事づくり)【講師:望月亜紗子氏】

(写真)まちづくり広報講座3回目開催の様子

参加者/12名
【内容】
・受講生が用意した「自分の地区で推したいお気に入りの写真」を使って、情報の出し方や編集手法を練習する実践的なワーク

【記事作りのコツ・考えかた】
・なぜその写真を撮影したのか
・その写真を通して何を表現したいのか、記事を読んでくれる人に何を伝えたいか
→これらのことが記事の内容につながり、コンセプトになる
→編集の基準となり、迷ったときの判断材料となる
・誰に伝えたいか、誰に読んでほしいか
→伝えたい相手(ターゲット層)を具現化することで、発信方法や伝え方を決める判断材料となる
・伝えたい相手に見てもらうための工夫
→発信方法やデザイン編集方法を決める材料となる
※何を伝えたいか、どこのターゲットに伝えたいかを先に考えて、そのための写真やインタビューを用意するケースもあり。
・読者側の目線にも立って考える

【アイデアを刺激する事例】(過去のすろーかる特集記事の紹介)
・臨場感を出すために文字をデザインの一部として使用
・家族の日記風のレイアウトを使用して、それぞれママやパパ、子ども向けのデザインにすることで、ターゲット層を分ける
・写真に大小をつけることで、一番伝えたいものを明らかにする
・ランキング形式で見せる など

【様子】
A3の用紙を紙面に見立て、持参した写真を自由にレイアウトする作業では、「推し」の写真を使って、それぞれの伝えたい思いに沿ったレイアウトを作成しました。
「見せ方」について頭を悩ます姿もありましたが、グループ内でお互いのレイアウトを見ながら、完成度を高めるために活発な意見が交わされていました。

第4回目は、作成した記事を完成し、グループで発表し合います。
当日も編集時間を設けますが、できる方は記事を作成してきてください。
(記事作成について)
・A3の紙の使い方は自由です(例:二つ折りにしてA4見開きにしてもかまいません)
・パンフレット風など、写真をメインに作成してもかまいません
・可能であれば、ご自身が考えたレイアウトにあうように写真を大きく印刷するなど加工してください
・紙面全体をパソコンで作成しても構いません(印刷してお持ちください)
・既存のチラシなどの文字を切り抜いて使用しても構いません
※A3用紙は広見まちづくりセンターにご用意してあります。
必要な方は、広見まちづくりセンターまで、お越しください。

(写真)まちづくり広報講座3回目開催の様子

(写真)まちづくり広報講座3回目開催の様子

(4)ワークショップ(記事発表)【講師:山堀圭太郎氏】

参加者/14名
【内容】
・「地区の推したいお気に入り写真」を使った記事の完成
・発表、マスコミ向けプレスリリース講義・ワークショップ

【学び】
・報道を使って宣伝をすることで、コストがかからず効果的に情報発信ができる
・報道にとりあげてもらうためには、プレスリリースを活用する
(プレスリリース文書作成のポイント)
・発信する情報のニュース性を見極める
・自らが記者になって取材をする視点で作成する

【様子】
受講生それぞれが作成した記事はどれも魅力的な作品ばかりで、読み手を引き付ける力があるものばかりでした。
効果的なプレスリリース学ぶワークでは、プレスリリースを活用することで広告費をかけずに地域の魅力を広めるためのポイントが解説されました。
中でも、ニュース性のある情報の組み立て方や、メディアに効果的にアプローチするテクニックは特に注目されていました。

(写真)まちづくり広報講座4回目開催の様子

(写真)まちづくり広報講座4回目開催の様子

(写真)まちづくり広報講座4回目開催の様子

受講生作品(一部)

受講生の皆さんが今回の研修を通して製作した作品の中から、掲載許可をいただいたものを掲載しています。

受講生作品 「田宿川紹介パンフレット」

受講生作品 「富士を楽しむ観光プランを英語で紹介」

受講生作品 「新幹線と富士山に出会えるまち(スポット紹介)」

受講生作品 「原田ノ滝(スポット紹介)」

受講生作品 「話題のお店が我が街にオープン!」

受講生作品 「パンだいすき(スポット紹介)」

受講生作品 「へんしんにじいろプロジェクトの紹介」

お問い合わせ

まちづくり課(市庁舎3階北側)

電話:0545-55-2705 
ファクス:0545-53-6663
メールアドレス:si-machi@div.city.fuji.shizuoka.jp

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