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2025年04月01日掲載
ふじ・紙のアートミュージアム企画展「槇あさ美展」を開催します。
造形作家/彫刻家・槇あさ美氏による紙を素材とした、躍動感あふれる動物たちを表現した作品を展示します。
動物の動きに合わせた独特のなびき方、流れ方、躍動感に満ちた作品群をお楽しみください。
槇あさ美(まき あさみ・造形作家/彫刻家)
1983年
東京都生まれ
2006年
東京学芸大学教育学部芸術文化過程美術専修 卒業
2006年8月
創型展 入選
2007年
新制作展 初入選
2008年
東京学芸大学大学院 美術教育科 修士課程 修了
2010年
同大学院 彫刻研究室 研究生 修了
2014年
「アサミマキ展」(スマートシップギャラリー)
2019年
新制作展 新作家賞
2020年
新制作 彫刻部 受賞作家展
新制作展 シード作家 新作家賞
2021年
新制作 彫刻部 受賞作家展
2022-24年
新制作展 入選(初入選から計16回)
さまざまな場面を切り取った、躍動感あふれる動物たち。一つ一つ作品に命をふきこんでいくのが楽しい。
一年に一度だけ毎回集中して仕上げてきた。制作中は色々なことを考えて頭がフル回転している…
…風に靡く羽根や尻尾、楽しげな表情、どんな気持ちで走っているのだろう…警戒しているのか遊んでいるのか…
…言葉を話さない、いや本当は話しているのだろうけど、人間の私には想像もつかないものかもしれない… ずっと考え続けながら体を動かして作っていく。
自由にのびのびと動き回る生き物たちを、人が作り出した紙や段ボールや廃材の無機物を組み合わせて作っていくという魅力に惹きつけられて離れられない。
ある日 新聞紙や段ボールを形にして樹脂で固めてみたところ、楽しく形が作れた。その後 私のスタイルとなり、現在は仕事や子育ての合間にボンドに紙を浸して芯に付け、固めるのを繰り返して制作している。
動物の動きに合わせた独特のなびき方、流れ方、躍動感を表すのに最適な可塑性は紙の他にはない。この素材でしか出せない生命感がある。
今度は どんな動物に会えるのだろう。自分の作品だが、出来上がると「会えた」という喜びが込み上げる。
また 新たな動物たちに出会えるのを 日々楽しみにしている。
森に迷い込んだかのような、動物たちとの出会いをどうぞお楽しみください。
槇あさ美 / Asami Maki
会期 | 令和7年4月7日(月曜日)~6月29日(日曜日) |
開館時間 | 10時~18時 |
会場 | ふじ・紙のアートミュージアム (ロゼシアター1階東側奥) 富士市蓼原町1750番地 |
観覧料 | 無料 |
槇あさ美さんをふじ・紙のアートミュージアムにお招きし、講演していただきます。
ご本人から作品などについて話を伺える貴重な機会となります。ぜひご来館ください。
日時 | 令和7年5月4日(日曜日) 13時30分~14時30分 |
会場 | ふじ・紙のアートミュージアム交流スペース(ロゼシアター1階東側奥) 富士市蓼原町1750番地 |
入場料 | 無料・申込不要 |
「槇あさ美展」チラシ
(PDF 1294KB)
ふじ・紙のアートミュージアム
〒416-0953
静岡県富士市蓼原町1750番地 富士市文化会館ロゼシアター1階
電話:0545-32-6581 ファクス:0545-32-6582
交流観光課 交流推進室(市庁舎5階南側)
電話:0545-55-2974
ファクス:0545-55-2937
メールアドレス:kouryuukankou@div.city.fuji.shizuoka.jp