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更新日:2025年5月15日
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セアカゴケグモにご注意ください
セアカゴケグモは、国外からコンテナ等に付着して国内に侵入してきた可能性があり、国内ではコンテナや貨物・自動車に付着し運ばれた結果、生息域が拡大し現在各地で発見されています。咬まれた場合は、痛みや腫れが生じ全身症状(痛み、発汗、発熱、痒感など)が現れることがあります。万が一のために、正しい情報と知識をもって対応しましょう。
(セアカゴケグモは、外来生物法に基づく特定外来生物に指定されています。特定外来生物については、生きた個体を持ち運んだり、飼育したりすることが禁止されています。)
特徴・生態
- メスの体長は1センチ前後。光沢のある黒色で、腹部背面にはひし形が2つ縦に並んだような赤い模様、腹面には砂時計状の赤い模様があります。
- おとなしく、攻撃性はありませんが、素手で触ると咬まれる可能性があります。
- 毒をもっているのは、メスのみです。
セアカゴケグモの特徴についてはこちらをごらんください(環境省チラシ)(PDF:390KB)
生息場所
- 日当たりが良い暖かい場所で、地面に近い巣を張るための窪みや隙間があるところを好みます。
- プランターのふちや裏、室外機や自動販売機の裏、側溝の中や蓋の裏、屋外に置いた履物の中、ベンチの裏などに生息していることがあります。
- クモの生息しそうな場所は、日ごろから整理整頓をし、巣をつくりにくい環境づくりを心がけましょう。
見つけた場合
- 素手で捕まえたり、触らないようにしてください。
- 市販の殺虫剤(ピレスロイド系)で駆除する、または靴で踏み潰すなどしてください。
- 卵のう(卵の入った袋)は殺虫剤が効きづらいため、熱湯をかける、または焼却などしてください。卵のう(卵の入った袋)を踏み潰す時は、子グモが散る場合がありますので割りばしなどではさみ、ビニール袋に入れ踏み潰してください。
咬まれたときの症状
- 激しい痛みを感じたあとに腫れ、全身症状(痛み、発汗、発熱、痒感など)が現れることがあります。
- 通常は、数時間から数日で症状が軽減しますが、ときに重症化することがあります。
咬まれた場合
- 咬まれたときは、傷口を水で洗い流し、医療機関(皮膚科)で受診してください。
- 咬んだクモの種類がわかるように、殺したクモを医療機関へご持参ください。