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更新日:2025年9月8日
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目次
こどもインフルエンザワクチン接種(任意接種の助成)について
インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって引き起こされる病気です。主な症状は、せき、鼻水、のどの痛みといった風邪の症状だけでなく、38度以上の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身に現れます。特に小さなお子さんでは、まれに急性脳症などの重い合併症を引き起こすことがあります。また、インフルエンザは流行期になると短期間で多くの人に感染が広がるため、注意が必要です。
こどもインフルエンザワクチンについて
インフルエンザワクチンを接種しても、完全に感染や発症を防ぐことはできません。しかし、発症の予防や、万が一感染した場合でも重症化や死亡を防ぐ効果があるとされています。特に乳幼児や高齢者、持病のある方、妊娠中の女性は重症化しやすいので、早めの予防接種が推奨されています。
対象者
市内に住民登録のある、満1歳から高校3年生相当年齢の人
(なお、経鼻弱毒生ワクチンは2歳未満の児は接種できません。)
接種期間
令和7年10月1日(水曜日)~令和8年2月28日(土曜日)
実施医療機関
接種を希望する場合は、直接実施医療機関にお申込みください。
助成上限回数
区分 | 年齢区分 | 助成上限回数 |
---|---|---|
インフルエンザHAワクチン | 満1歳以上13歳未満 | 2回 |
満13歳以上高校3年生相当年齢 | 1回 | |
経鼻弱毒生 インフルエンザワクチン |
満2歳以上高校3年生相当年齢 | 1回 |
※助成はどちらか一方のワクチンのみです。
助成額
1回あたり1,000円
※実施医療機関にお支払いいただく金額は、あらかじめ1,000円の助成がされています。
経鼻弱毒生インフルエンザワクチンの注意事項
- 号泣した場合、多量の鼻汁によりワクチンの効果が低下するため、接種できない場合もあります。
持ち物
- 母子健康手帳
- 住所・氏名・年齢のわかる公的証明書(マイナンバーカードなど)
※予診票は実施医療機関にあります。
(ダウンロードして使用することも可能です。)
令和7年度用富士市こどもインフルエンザ予防接種予診票(PDF:107KB)
予防接種を受ける前に
予防接種にあたっては、必ず事前に説明書をよく読んでから接種を受けてください。
ワクチンの安全性
季節性インフルエンザワクチンで比較的多くみられる副反応には、接種した場所(局所)の赤み(発赤)、はれ(腫脹)、痛み(疼痛)等が挙げられます。接種を受けられた方の10~20%に起こりますが、通常2~3日で消失します。
全身性の反応としては、発熱、頭痛、寒気(悪寒)、だるさ(倦怠感)などがみられます。接種を受けられた方の5~10%に起こり、こちらも通常2~3日で消失します。
また、まれではありますが、ショック、アナフィラキシー様症状(発疹、じんましん、赤み(発赤)、掻痒感(かゆみ)、呼吸困難等)がみられることもあります。
予防接種による健康被害救済制度について
任意のインフルエンザ予防接種によって引き起こされた副反応により、医療機関での治療が必要とな
ったり、生活に支障が出るような障害を残すなどの健康被害が生じたりした場合には、独立行政法人
医薬品医療機器総合機構法に基づく救済を受けることができます。
健康被害の程度に応じて、医療費および医療手当、障害年金、遺族年金、遺族一時金、葬祭料の区分
がありますが、予防接種法と比べて救済の対象、金額等が異なります。
薬学的判断について国の審議会で判断され、救済の対象となった場合に、上記の保障を受けることが
できます。
※給付申請の必要が生じた場合には、診察した医師へご相談ください。
詳しくは医薬品副作用被害救済制度(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)をご確認ください。(別ウィンドウで開きます)