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更新日:2025年5月15日
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目次
小中学校における男女共同参画の視点からのキャリア教育授業
富士市では、次世代を担う子どもたちが、学校生活や将来の進路・職業選択において、性別にとらわれることなく、個性と能力を発揮できるよう、平成23年度から、市内小中学校において「男女共同参画の視点からのキャリア教育授業」を実施しています。
男女共同参画の視点からのキャリア教育授業とは
目的・テーマ
子どもたちが学校生活や将来の進路・職業選択において、個性と能力を十分に発揮できるよう、職業に対して無意識に持っている性別による固定化したイメージを払拭し、視野や可能性を広げることを目的に実施するものです。
【テーマ】
- 性別によって将来の職業選択の幅を狭めることのないよう広い視野をもち、夢を描こう。
- そのために「今」を一生懸命に頑張ろう。
講師
富士市の内外で、性別に関わらず、さまざまな分野で活躍する多彩な講師をお迎えしています。
(女性消防士、男性保育士、女性研究者、男性看護師など)
授業構成
小学校
- 男女共同参画とは ~市民活躍・男女共同参画課職員による導入~
- 将来の夢発表
- 講師の職業あてクイズ
- 講師による職業講話(講師2人)
- ふれあい体験コーナー ~実演や仕事道具の体験などを通して、楽しみながら職業に対する理解を深める~
中学校
- 男女共同参画とは ~市民活躍・男女共同参画課職員による導入~
- 第1部講師の職業あてクイズ
- 第1部講師による職業講話(講師2人)
- 第2部講師による講演
子どもたちの感想
- 職業について、なんとなく性別で分けて考えていたことに気づいた。
- 自分の個性や能力をいかして「自分らしさ」を大切にしようと思った。
- 女性だからできないとか、これは男性の仕事だとか、そんなことはないと分かった。向き、不向きなどはあってもチャレンジすればきっとできる!
- 男だから女だからとか関係ないことがわかったし、好きなことを全力でやることが大事だとわかりました。
- 自分が何をしたいか、どんなことが好きなのかを考えて仕事を選ぶのが大事だと分かりました。授業の前に自分の夢がこれで本当にいいのか考えていましたが、授業を通して自分の好きなことだからいいんだと思いました。
- 実際に触ったり見たりして新しい発見が生まれた。女も男も関係なく、自分のなりたい職を選んでそれに向かって勉強したいと思う。
令和6年度 授業実施校
令和6年度は、26校(小学校18校、中学校8校)において男女共同参画の視点からのキャリア教育授業を実施します。
男性看護師による説明を夢中で聞く児童の様子
女性消防士による防火服の着用体験をする児童の様子