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更新日:2025年5月15日

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目次

 

【広報ふじ令和2年】生物多様性ふじ戦略を策定しました

未来へつなぐ 富士市の自然といきもの

〈生物多様性ふじ戦略を策定しました〉

市は、生物多様性のめぐみを将来の世代へ継承するため、「生物多様性ふじ戦略」を策定しました。
この戦略の内容を紹介します。

生物多様性とは?

たくさんの種類の生物が、複雑に関わり合い、様々な環境に合わせて生活していることを生物多様性といいます。私たち人間も多様な生物のつながりを構成する一員です。
地球には名前が分かっているものだけでも、175万種を超える生物が生きています。生物は、森や川、草原、海など様々な環境の中で、お互いに支え合い、共存しながらバランスを保っています。
酸素や水、食料をはじめ、衣服などの繊維材料、木材などの建築資材、医薬品、燃料などは、生物のつながりによりもたらされるめぐみです。
富士市には、お茶や田子の浦しらす、富士ヒノキ、落花生、紙製品など様々な特産物があります。
これらの特産物は、富士山をはじめとする豊かな自然の中で育まれてきた「生物多様性のめぐみ」です。私たちの暮らしや産業は、このめぐみによって成り立っています。

〜生物多様性のめぐみ〜
-写真あり-
(写真説明)富士ヒノキ
(写真説明)紙製品
(写真説明)田子の浦しらす
(写真説明)市指定天然記念物サワトラノオ

生物多様性ふじ戦略の全体像

将来像(令和32年)いきものと深くつながり、めぐみあふれるまち ふじ
令和12年までの目標 生物多様性への理解の浸透と未来へつなぐ取組の推進

  • 基本方針1 多様な生物について知る
  • 基本方針2 多様な生物や生態系をまもる
  • 基本方針3 生物多様性に配慮した社会をつくる

基本方針に基づき9つの行動方針と19の取組項目を定めています

なぜ策定したの?

富士市には、富士山や駿河湾といった豊かな⾃然環境があります。その自然環境が多くの⽣物を育み、私たちの暮らしに酸素や水などを供給してくれています。そのほかにも、森林の保水力によって災害を防⽌するなど多くのめぐみをもたらしてくれています。
しかし、森林開発などの人間の活動やそれに伴う地球温暖化などの影響により、生物の個体数の減少、生態系の分断・劣化、生物の生息・生育環境の縮小などの問題を招き、そこに成り⽴っている⽣物多様性が失われつつあります。
そのような問題に対応し、⽣物多様性がもたらすめぐみを将来の世代へと継承していくため、生物多様性ふじ戦略を策定しました。

重点プロジェクトを推進中

生物多様性を保全するために基本方針ごと、特に重点的に実施していく取組を重点プロジェクトとして位置付けています。
市民や市民団体などと連携する「富士市いきもの調査」や、生物多様性の保全に取り組んだことのある皆さんに登録していただく「生物多様性ふじサポーター登録制度」の活用などを重点的に行っていきます。
-写真あり-
(写真説明)二次元コード

問合せ/環境保全課 電話 55-2773 ファクス 51-9854
Eメール ka-kankyouhozen@div.city.fuji.shizuoka.jp

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