【開催報告】葛飾北斎に描かれたまち富士市 バスツアー(令和5年6月11日開催)
2023年06月13日掲載
世界中で知られ、今もなお根強い人気を持つ江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎。
さまざまな場所から見た富士山の姿を描いた北斎の代表的な作品「冨嶽三十六景」のうち、3図が富士市の風景を描いたと言われています。
北斎にゆかりのある地を巡り、「葛飾北斎に描かれたまち富士市」を体感。
ツアーの最後には、3図をプリントし、市外・県外を走行しているシティプロモーショントラックの見学も行いました。
参加者は、35人。定員35人に対し、51組87人の申し込みをいただき、抽選しました。
駿州片倉茶園ノ不二
東海道江尻田子の浦略図
駿州大野新田
ツアー概要
とき
令和5年6月11日(日曜日)9時30分~15時
コース
市役所→浮島ヶ原自然公園(駿州大野新田)→ふじのくに田子の浦みなと公園(東海道江尻田子の浦略図)→しらすの八幡(工場見学と昼食)→富士総合運動公園(駿州片倉茶園ノ不二)→株式会社羽衣運輸(シティプロモーショントラック見学)→市役所 到着・解散
ツアーの様子
北斎の絵の説明と、公園施設や植物・生き物の説明を聞く参加者
富士自然観察の会会長の小澤緑先生。北斎の絵から飛び出してきたかのよう!
北斎の絵の説明と、公園施設の説明を聞く参加者
ドラゴンタワー、山部赤人の歌碑、ディアナ号の資料館、富士山登山ルート3776出発点など、公園内を散策
しらすの八幡で2グループに分かれ工場見学
しらす漁や加工の工程について、説明を伺いました。
説明看板と現在との風景を見比べる参加者
市民から市民へ…。富士市に残る北斎の足跡を辿る会 木内さんから活動や想いについて伺いました。
間近で見ると迫力満点のシティプロモーショントラック
協力事業所としての取組の説明を行う羽衣運輸の村松さん。この後、ドライバーさんからもお話を聞けました!
参加者の感想(アンケートから抜粋)
- 浮島ヶ原自然公園は何度も行っていますが、自分達で見て歩いただけなので、こんなにすごい所とは思ってもみませんでした。とても良かったです。
- 普段は入れないしらすの加工場を見学できてよかった。-35度の冷凍庫はとても寒かったが、しらすの気持ちになった気がする。いろいろな苦労を知って食べると、しらす丼がいつもよりとても美味しかったです。
- 片倉では、現在も変わらない景色が見れて、お茶の歴史は江戸から続いていることにも驚きました。
- トラックを間近で見せていただき、写真で見るよりとても迫力がありました。
- 北斎の絵の一つ一つの意味を深掘りできて、おもしろかったです。
- いろいろ富士市を宣伝するために、努力している人々がいたことがうれしかった。
- 富士市の魅力、行かなかったところを説明を詳しく聞きながら見学でき、とても良い経験ができた。友人にも話したいと思いました。富士市の素晴らしいところが沢山あることが再発見できました。
主催
富士市・富士市に残る北斎の足跡を辿る会