2024年09月12日掲載
大規模地震発生時の電気火災を予防するため、感震ブレーカーの設置をおすすめします。 また、避難時には「ブレーカーを落とす」ことが重要です。
感震ブレーカーは、設定値以上の地震の揺れを感知して自動的に電気の供給を遮断し、電気火災を防ぐ効果的な機器です。不在時やブレーカーを切って避難する余裕がない場合に電気火災を防止する有効な手段です。
阪神淡路大震災や東日本大震災では、停電後の電気復旧時に発生する通電火災が多発しました。阪神淡路大震災では、地震による総出火件数の約6割が電気に起因する出火だったと報告されています。また、東日本大震災における本震による火災全111件のうち、原因が特定されたものが108件。そのうち過半数が電気関係の出火でした。震災時の電気火災対策に感震ブレーカーは大変有効です。
既存の分電盤ごと取り替えて設置する。
分電盤に内蔵されたセンサーが揺れを感知し電気を遮断
※工事が必要
既存の分電盤に追加して取り付ける。
分電盤に感震機能を外付けするタイプで、センサーが揺れを感知し電気を遮断
※工事が必要
コンセントに内蔵されたセンサーが揺れを感知し、コンセントから電気を遮断
※電気工事が必要なものと不要なものがある。
ばねの作動や重りの落下などによりブレーカーを切って電気を遮断
※ホームセンターや家電量販店などで購入可能
※電気工事不要
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