2023年06月01日掲載
近年は、激しい集中豪雨や台風が相次いでいます。昨年は、9月に静岡県内を襲った台風15号の影響もあり、全国で795件の土砂災害が発生しました。梅雨の時期や台風の際は、大量の水が地中にしみ込み、「がけ崩れ」や「土石流」、「地滑り」の危険が増加します。今回は、土砂災害から命を守るための4つのステップを紹介します。
問合せ 防災危機管理課 電話55-2715 ファクス51-2040 Eメールbousai@div.city.fuji.shizuoka.jp
1 土砂災害の危険区域を知る
市内には、土砂災害の危険区域が231か所存在します。土砂災害危険区域は「富士市防災マップ」や「ふじタウンマップ」で確認できます。自宅や勤務先周辺など確かめてみましょう。
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(図表説明)早い段階で、危険区域外へ避難することが重要です。
※土石流危険渓流や急傾斜地崩壊危険箇所も併せて確認しておきましょう。
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(画像説明)QRコード ふじタウンマップ
-画像あり-
(画像説明)QRコード 富士市防災マップ
2 避難先を決める
土砂災害の避難の原則は「土砂災害の危険区域から出る」ことです。
日頃から、親戚や知人宅、町内会・区の公会堂など、危険区域外の避難先を考え、安全にたどり着ける避難経路を決めておきましょう。
各地区のまちづくりセンターは、早期避難場所として風雨が強まる前の段階で開設します。
3 情報の入手手段を確保する
気象や避難に関する情報をどのような手段で入手するか、事前に確認し、練習をしておきましょう。
(1)テレビを使った情報収集
テレビリモコンの「dボタン」を押すと表示されるデータ放送で、市内に発表されている気象警報や降水量、河川水位、避難場所の開設状況を知ることができます。
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(画像説明)QRコード dボタン
(2)同報無線からの情報収集
市は「避難情報」だけでなく、「大雨警報」などの防災気象情報を同報無線でお伝えします。
大雨などで屋外の同報無線スピーカーからの情報が聞き取りにくい場合は・・・
同報無線情報を取得する方法
◆富士市防災ラジオ
FM⁄AM放送のほかに、富士市の同報無線(広報ふじ)を受信することができます。購入については防災危機管理課へお問い合わせください。
◆富士市メールサービス(同報無線情報)
t-fuji@sg-p.jp に、空メールを送信
※下記QRコードからもアクセスできます。
◆富士市公式LINEアカウント
ID@848ilersで検索
※下記QRコードからもアクセスできます。
(3)パソコン・スマートフォンなどを使った情報収集
サイポスレーダー 検索
市内の雨量、水位情報のほか気象レーダーや、河川監視カメラの映像も見ることができます。
静岡県土砂災害情報 検索
市内の土砂災害のおそれのある場所のほか、大雨などの際には危険性を色で示した地図を見ることができます。
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(画像説明)QRコード
4 避難のタイミングを知る
避難情報や気象情報を「警戒レベル」として5段階に分け、危険区域に住んでいる人などが取るべき行動を、段階に応じて示しています(下表参照)。
◆1 防災気象情報
防災気象情報は、降雨量などを基に、気象庁などが発表するものです。「土砂災害警戒情報 警戒レベル4相当」など、警戒レベル相当の情報を追加して発表されます。
◆2 避難情報
避難情報は、危険区域に住んでいる人などに避難行動を促すため、防災気象情報や土砂崩れなどの前兆現象があった場合などに市が発令します。
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(画像説明)平成19年台風4号の被害(神谷 土砂崩れ)
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(図表説明)警戒レベルと避難行動
「いっとき待避所」とは、自宅や近隣の頑丈な建物の2階以上のうち、土砂が襲ってくる方向からできる限り離れた部屋のことで、避難が遅れてしまった場合に緊急的に待避する場所のことです。
既に周囲で道路冠水や土砂災害が発生している場合など、屋外に出ることが危険な状態であれば、「いっとき待避所」へ避難してください。
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(図表説明)いっとき待機所
シティプロモーション課広報広聴担当(市庁舎8階北側)
電話:0545-55-2700
ファクス:0545-51-1456
メールアドレス:so-citypro@div.city.fuji.shizuoka.jp