2022年04月05日掲載
「ふじスマイルバッジ」は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のためのマスク生活が続く中でも笑顔が見えるようにと、マスクを外した顔写真が印刷された缶バッジです。富士駅周辺の商店主や地域住民などで構成される「富士TMO富士健康印商店会」が考案し、昨年から同地区の店舗を中心に使用されています。
この会の会長を務める(有)大木生花店の大木勝己さんは、この取組を始めたきっかけについて「コロナ禍となり、まちづくり団体として何かできることはないかと模索していました。その中で、まちを盛り上げるためには人と人とのコミュニケーションが重要で、マスクがその妨げになっていると感じていました。マスクを外すことはできませんが、人と接するときに相手の表情・笑顔が分かるものを身に付ければ、マスクのない生活に近づけるのでは、という発想からこの缶バッジを作ることになりました」と話します。
今では富士健康印商店会だけではなく、接客業を中心とした市内の51事業所などがこの缶バッジを利用しており、手軽に導入できるところも好評とのこと。大木さんは「この富士市発信のふじスマイルバッジを全国に広めていきたいと考えています。笑顔のバッジが増えることは、まちに笑顔が増えることにつながると思っているので、ぜひ多くの皆さんに活用していただき、多くのお客さんに笑顔があふれるまちを見に来てほしい」と今後の目標を語ってくれました。
現在このバッジの制作は、富士健康印商店会から、就労継続支援B型事業所「竹の子」(横割1)が引継ぎ、制作・販売しています。
「竹の子」所長の塚田さんは「この笑顔の缶バッジを制作することは、利用者さんたちの笑顔にもつながっています。今後は手作り石鹸、ビーズ製品と併せた3本の柱で事業を行っていきたいです」と話していました。
写真を直接持ち込むか、メールで送れば依頼ができ、販売価格は1個500円。電話での注文を受け付けています。また、写真撮影をプロに依頼することもできます。詳しくは左記QRコードをご覧ください。
皆さんもこのバッジを通じて笑顔の輪を広げませんか。
注文について/就労継続支援B型事業所「竹の子」 電話 64-0881
この取組について/富士商工会議所
商業観光課 電話 52-0995
-画像あり-
(画像説明)ふじスマイルバッチ
(画像説明)バッジを付けていることで、話しやすい・親しみやすいと好評
(画像説明)「竹の子」ではそれぞれ作業を分担して制作しています
(画像説明)QRコード 詳しくはこちら
シティプロモーション課広報広聴担当(市庁舎8階北側)
電話:0545-55-2700
ファクス:0545-51-1456
メールアドレス:so-citypro@div.city.fuji.shizuoka.jp