富士駅北口周辺地区では、本市の玄関口としての賑わい創出や利便性向上を図るため、市街地再開発事業等による再整備を計画しております。この再開発事業等の整備効果を周辺街区へ波及させるためには、居心地の良い「まちなか空間の整備」やソフト事業を拡充していき、ハードとソフトの両輪で展開することが重要であると考えております。
このため、国が推進する「居心地が良く歩きたくなるまちなか(まちなかウォーカブル)」づくりに取り組み、公共空間等を活用した賑わいづくりを地元やまちづくり有志らと官民協働で進めていき、持続的なまちの活気・賑わいを面的に広げていきたいと思います。
ウォーカブルとは、「歩く」を意味するwalkと「できる」のableを組み合わせた造語です。
国は、令和元年6月26日に「都市の多様性とイノベーションの創出に関する懇談会」において、"WE DO(Walkable,Eyelevel,Diversity,Open)"をキーワードとするこれからのまちづくりの方向性を打ち出しました。あわせて、道路を賑わい・憩いの滞留空間として位置付け、「居心地が良く歩きたくなるまちなか」づくりを推進する自治体を積極的に支援する方針を掲げました。
ここで言う「居心地が良く歩きたくなる」を「ウォーカブル」と称しています。
本市では、この国の取り組みに賛同し、令和元年11月に「ウォーカブル先進都市」として登録されました。
官民連携でまちなかの賑わいづくりを進めるため、地元商店主やまちづくり有志等で、今後実施するまちづくり活動や公共空間を活用した「エキキタテラス」を企画しています。
道路上に椅子やテーブル・人工芝を設置し、ゆったりとくつろげる屋外空間を創出するなど、居心地が良く歩きたくなるまちなかづくりを進める取組です。
市街地整備課(市庁舎7階北側)
電話:0545-55-2797
ファクス:0545-51-0475
メールアドレス:to-shigaichi@div.city.fuji.shizuoka.jp