2025年03月26日掲載
富士市では、おたふくかぜの発症予防や蔓延、後遺症の発症予防、及び保護者の予防接種にかかる経済的負担を軽減することを目的に、任意接種であるおたふくかぜワクチンの接種費用について助成を行います。
令和7年3月現在、「第一三共」おたふくかぜワクチンが限定出荷となっており、全国的にワクチンの供給が不安定な状況が続いています。詳しくは、実施医療機関にお問い合わせください。
おたふくかぜは、ムンプスウイルスによる全身感染症で、学校保健安全法において出席停止基準が定められている感染症です。潜伏期間は2~3週間で、発症数日前から症状がなくなるまで、他者に感染させる可能性があります。
好発年齢は3~6歳で、主な症状は、発熱、唾液腺の炎症による耳下腺や顎下腺、舌下腺の腫脹があります。主な合併症として、無菌性髄膜炎があり、罹患者の1~10%が併発すると言われています。また、頻度は少ないものの、脳炎や膵炎、思春期以降の男性では精巣炎、女性では卵巣炎を合併することもあります。その他、「ムンプス難聴」と呼ばれる急性の感音難聴が起きることもあり、完全に回復することは難しいとされています。
令和7年4月1日
接種日において富士市に住民登録がある1歳児から年長児まで
1回2,000円を2回まで
こどもの予防接種実施医療機関一覧にある「おたふくかぜ」実施医療機関で接種してください。
・市内実施医療機関であれば窓口で自動的に助成されます。
(医療機関接種料金)-(市助成額2,000円)=窓口支払い額
・任意接種のため、接種料金は各医療機関で異なります。
・市内実施医療機関以外で接種された場合は、助成対象となりません。
※予診票は実施医療機関にあります。
(ダウンロードして使用することも可能です)
令和7年度用富士市おたふくかぜ予防接種予診票
(PDF 123KB)
予防接種にあたっては、必ず事前に説明書をよく読んでから接種を受けてください。
おたふくかぜ予防接種説明書
(PDF 203KB)
健康政策課健康推進担当(本市場432番地の1 富士市フィランセ内)
電話:0545-64-9023
ファクス:0545-64-7172
メールアドレス:ho-kenkou@div.city.fuji.shizuoka.jp