ページID:8210
更新日:2025年5月15日
ここから本文です。
目次
災害時、あなたの施設は大丈夫?(外国人来訪者、障害者等が利用する施設)
2024年訪日外客数は過去最高を記録し、また2025年には、東京デフリンピック競技大会の開催に向けまして、多数の外国人来訪者や障害者等が、駅や旅館・ホテル等の一層の利用が予想されます。そこで、これらの施設において火災等の災害が発生した場合の災害情報の伝達と避難誘導に関する方法をお知らせします。
「外国人来訪者や障害者等が利用する施設における災害情報の伝達及び避難誘導に関するガイドライン」について(PDF:1,911KB)
対象施設
- 旅館、ホテル、宿泊所、民泊
- 駅舎
- その他、多数の外国人来訪者や障害者等の利用が想定されるもの
災害情報の伝達及び避難誘導のポイント!
- 消防用設備等の多言語化をしましょう。
- 文字、絵や映像、地図などを組み合わせて、災害情報及び避難誘導に関する情報の視覚化を行いましょう。
- スマートフォンアプリを使って、情報を多言語化・視覚化しましょう。
- フリップボードを活用し、自衛消防隊員が駆け付けて災害情報及び避難誘導を直接行いましょう。
- 翻訳(対訳)機能付き拡声器の活用を検討してください。
- タブレット(スマートフォンを含む。)の活用を検討してください。
フリップボードの表示コンテンツ例
- 表示コンテンツの背景色はJIS Z9101に規定する安全に基づく以下の4色としてください。
赤:防火・緊急、黄:危険、緑:安全、青:指示・誘導 - 色味は原則としてJIS Z9103に規定するものとしてください。
- 原則として日本語と英語を併記してください。
実践的な消防訓練を実施してみよう!
自衛消防隊員が行う災害情報の伝達及び避難誘導について、従業員等への必要な教育及び訓練を行いましょう。
また、「火災、地震その他の災害が発生した場合における消火活動、通報連絡及び避難誘導に関すること」として、災害情報や避難誘導の多言語化した内容などについて記載した自衛消防活動の内容を、消防計画に規定しましょう。
情報発信(多言語化・視覚化)
ガイドライン通知に基づき、災害情報の伝達及び避難誘導についての多言語化や文字等による視覚化、障害など利用者の様々な特性に応じた対応などを行うことにより、外国人来訪者や障害者等に配慮した自衛消防体制を整備した事業所においては、その旨をホームページ等に掲載しましょう!