現在位置:トップページ > 防災・安全安心 > 消防 > 火災予防 > 消防に関する法・制度 > 防火対象物に係る表示制度
ページID:162
更新日:2025年5月15日
ここから本文です。
目次
防火対象物に係る表示制度
1 制度の概要
平成24年5月広島県福山市のホテル火災で、死者7人、負傷者3人が発生したことから、全国的にこの制度が始まりました。
この制度は、ホテル・旅館等からの任意の申請に対して消防機関が審査を行い、消防法令等の防火基準に適合している建物に「表示マーク」を交付する制度です。
この表示マークが掲出されているホテル・旅館等は、消防法令のほか重要な建築構造等に関する一定の防火基準に適合しているという情報が利用者に提供されます。
2 表示対象となる建物
対象は3階建て以上で、かつ、収容人員が30人以上のホテル・旅館等です。
(複合用途の建物内にホテル・旅館等があるものを含みます。)
3 申請の方法
消防法令のほか、重要な建築構造等に関する一定の防火基準に適合していることを示す以下の書類を「表示マーク交付(更新)申請書」に添えて申請してください。
- 防火対象物(防災管理)点検結果報告書
- 消防用設備等(特殊消防用設備等)点検結果報告書
- 危険物製造所等定期点検記録
- 定期調査報告(建築基準法第12条関係)
- その他、消防本部が必要と認める書類(消防本部へお問い合わせください。) 例:消防用設備等点検結果の不良箇所改修状況。自主消防訓練の記録、自主点検記録状況。
4 審査の方法
消防本部が、ホテル・旅館等の関係者からの申請と添付書類に基づき、建物が表示基準に適合していることを審査します。(必要に応じて現地確認を行います。)
審査基準
- 消防法令の基準に適合していること。(防火管理の実施状況、消防用設備等の設置状況及び危険物施設等)
- 建築基準法令の基準に適合していること。(構造、防火区画、階段、避難施設等)
5 表示マークの交付
- 消防機関が審査し、基準に適合していると認められた場合は「表示マーク(銀)」が交付されます。
- 3年間継続して表示基準に適合していると認められる場合は、申請と審査により「表示マーク(金)」が交付されます。
- 表示マークを交付された関係者は、ウェブサイト等において電子データの「表示マーク(銀・金)」を使用することができます。
6 表示マークが交付されているホテル・旅館等
事業所名 | 所在地 | 表示マーク交付日 | 表示マークの種別 |
---|---|---|---|
株式会社 ホテルグランド富士 | 富士市平垣本町8-1 | 平成27年5月15日 | 金 |
株式会社 東横INN新富士駅南口 | 富士市柳島310-1 | 令和4年1月28日 | 金 |
ルートインジャパン株式会社 ホテルルートイン富士中央公園東 | 富士市永田町2丁目81-1 | 令和5年4月6日 | 銀 |
ルートインジャパン株式会社 ホテルルートイン新富士駅南 国道一号バイパス沿 | 富士市宮島602-1 | 令和7年3月21日 | 銀 |