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更新日:2025年5月15日
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目次
熱傷
やけどの対処法。やけどの種類。
- 熱傷の程度
- (1) 1度
皮膚の色が赤くなる。痛みとひりひりする感じ。 - (2) 2度
皮膚は、はれぼったく赤くなり水ぶくれになるところもある。強い痛みとやけるような感じ。 - (3) 3度
皮膚はかわいてかたく弾力性なく、蒼白になり、場所によってはこげている。痛みはほとんどなく、皮膚が感じなくなる。
- (1) 1度
- 救急処置
- (1) 1度の熱傷は冷たい水、水道水で痛みがとれるまで冷やす。
- (2) 水泡(水ぶくれ)ができても、つぶしたりしない。
- (3) 衣類を着ている場合は、そのままにして冷水をかける。
- (4) 消毒剤.軟膏.油などは、熱傷した部分に用いてはいけない。手足の熱傷であれば患部を高くする。
- (5) 意識が清明で、吐き気がなく、医療機関まで時間がかかる場合は、水分をあたえる。
広い2度・3度の熱傷の時救急処置
- (1) 広い範囲の熱傷の場合はきれいなシーツ等で体を包む。
- (2) 3度の狭い範囲の熱傷の場合は、きれいガーゼやタオル等で被覆する。
- 化学薬品による熱傷の時は水で流す
- (1) 衣服や靴などを早く取り除く。
- (2) 体についた薬品を水道水等で20分以上洗い流す。
- (3) 熱傷をしたところを、きれいなガーゼやタオル等で被覆する。