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更新日:2025年5月15日

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目次

 

富士山麓ブナ林創造事業

富士山麓のブナ林は、良好な自然環境を形成するとともに、水源涵養などの多様な機能を果たしていて、私たちに様々な恵みを与えてくれます。
この事業はブナなどの広葉樹を植栽することで、かけがえのない財産であるこの富士山麓の貴重な自然を市民と行政が一体となって、適正に保全、創造し、後世に継承し、また、世界遺産となった富士山の大切さ、すばらしさを広く市民に実感してもらうために、毎年4月29日に実施しています。

(写真)樹木に掲げられた横断幕
本事業の横断幕

(写真)大勢の参加者
富士山を仰ぎながら植栽会場にむかう参加者たち

富士山麓ブナ林創造事業

富士山麓ブナ林創造事業は、平成6年度に始まり、令和5年度で30回目を迎えることができました。
これまで、延べ13,360名の方に参加していただき、40,740本もの苗木を植樹しました。
植樹後の苗木は、下草刈りを実施し、苗木の生長を妨げないよう維持管理に努めています。
平成6年度に実施した植栽地では、ブナはすでに12メートルを超える大きさに生長しています。そのため、下草刈りをする必要も無くなり、立派な広葉樹林となりました。
また、秋には富士市環境アドバイザーを講師に招き、過去の植栽地で自然観察会を開催する予定です。イベントを通じ、様々な恵みを与えてくれる自然の大切さについて理解を深めてもらいたいと考えています。自然観察会の詳細については、ページ下をご覧ください。

(写真)活動の様子1
富士山麓で植栽する参加者

(写真)活動の様子2
親子で植栽をしている様子

(写真)活動の様子3
富士山ブナ林自然観察会(過年度植栽地にて)

(写真)植栽地に生き生きと育つブナ
平成6~10年度植栽地

富士山麓ブナ林創造事業実績(令和6年度まで)(PDF:86KB)

事業概要(令和7年度)

  • 日時:令和7年4月29日(火曜日・祝日)10時から11時まで
  • 集合場所:富士山こどもの国駐車場
    ※富士山こどもの国から植栽地へは、市が用意するバスで移動します。
  • 内容:オープニングセレモニー、苗木植栽
  • 対象:自身で集合場所まで来ることができ、山道を歩くことができる人(個人)
  • 定員:30名(応募者多数の場合は抽選)
  • 申込み:3月26日(水曜日)までに、電子申請または電話で環境保全課へ
  • 参加費:無料

その他

  • 植栽場所:市有林(富士市大渕)
  • 苗木:ブナ、ケヤキ、ヒメシャラ、イロハモミジ、コナラ、ヤマボウシ、フジザクラ
  • 植栽本数:約2,000本
  • 植栽面積:1ha
  • 参加者:みどりいっぱい富士市民の会、民間事業所、寄附団体、富士市議会議員等

電子申請フォーム(令和7年度参加者募集)(一般公募)(外部サイトへリンク)

※次の方は以下のフォームをご利用ください。(案内状に記載の団体ナンバーが必要です。)

  • 関係団体等
  • ふるさと納税「富士山を「守る」~富士山麓ブナ林創造事業~」への寄附者

電子申請フォーム(令和7年度参加者募集)(関係団体等)(外部サイトへリンク)

電子申請フォーム(令和7年度参加者募集)(ふるさと納税寄附者)(外部サイトへリンク)

令和6年度寄附受納式について※令和6年度事業は終了しました。

富士山麓ブナ林創造事業の趣旨に賛同いただいた企業・団体からの寄附を受け、以下のとおり寄附受納式を開催しました。

  • 日時 令和6年4月12日(金曜日)11時
  • 場所 市庁舎8階 特別応接室
  • 出席者 9団体

(写真)特別応接室内
寄附受納式の様子

令和6年度寄附団体一覧(PDF:53KB)

富士山麓ブナ林創造募金について

(写真)飲料の自動販売機
富士山麓ブナ林創造募金の自動販売機

富士山麓ブナ林創造募金は、富士山麓の自然環境保全を目的に、事業所等に設置した自動販売機の売り上げの一部を寄附するものです。
寄附された募金は、苗木の購入や植栽地の維持管理等、富士山麓ブナ林創造事業に役立てられています。

富士山麓ブナ林創造募金一覧(PDF:67KB)

シカ侵入防止柵の設置

富士山麓に生息するニホンジカの食害から苗木を守るため、富士山麓ブナ林創造事業の植栽地にシカ侵入防止柵を設置しています。
また、シカ侵入防止柵の定期点検を実施し、破損した箇所は修繕します。

(写真)シカ侵入防止柵1
シカ侵入防止柵の様子(令和元年度植栽地)

(写真)シカ侵入防止柵2
シカ侵入防止柵の様子(令和元年度植栽地)2

下草刈りの実施

富士山麓ブナ林創造事業で植栽された苗木は、周辺に生育する植物と比べると背丈が低く、そのままの状態では太陽の光を十分に得られないため、生育に支障をきたす場合があります。そこで、苗木が周辺の植物よりも大きくなるまで、下草刈りを実施しています。

(写真)下草が生い茂っている様子
下草刈り実施前

(写真)下草がキレイに刈り取られている
下草刈り実施後

自然とあそぼうin富士山こどもの国~富士山ブナ林自然観察会~

平成15~17年度の富士山麓ブナ林創造事業は、富士山こどもの国を会場に実施されました。植栽した広葉樹は、現在、5~7メートルの樹高に生長し、広葉樹の森となりつつあります。この事業は、生長した広葉樹林の自然観察や森で採れた木の実や枝を利用したクラフト作りを通じて、様々な恵みをあたえてくれる自然の大切さについて理解を深めていただこうと、毎年実施しています。

(写真)野外活動の様子
自然観察会

(写真)野外での集合写真
ブナの木の前で

(写真)屋内活動の様子
クラフト作り

(写真)屋内での集合写真
みなさんのクラフト作品

概要※令和6年度事業は既に終了しました。

  • 日時:令和6年10月26日(土曜日)9時から12時まで(荒天中止)
  • 会場:富士山こどもの国(現地集合)
  • 内容:自然観察、ネイチャークラフト
  • 対象:市内在住の小学生を含む家族
  • 定員:30名(応募者多数の場合は抽選)
  • 申込み:10月16日(水曜日)までに、電子申請または電話で環境保全課へ
  • 参加費:無料

電子申請応募フォーム(外部サイトへリンク)

お問い合わせ先

環境部環境保全課自然保護担当

市庁舎10階南側

電話番号:0545-55-2773

ファクス番号:0545-51-9854