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更新日:2025年5月9日
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胃内視鏡検診(胃カメラ)
内視鏡(小型のカメラを装着した、直径5ミリメートル~1センチメートル程度の細い管)を口または鼻から挿入し、食道、胃、十二指腸を観察する検査です。
※胃内視鏡の種類(経口・経鼻)や、鎮静剤の使用については、医療機関にご確認ください。
対象者
50歳から69歳の人(2年に1回)
胃部エックス線検診とどちらかを選んで受診できます。
以下の項目に該当する人は、検診を受けることができません。
- 咽頭・鼻腔などに重篤な疾患があり内視鏡が挿入できない人
- 呼吸不全のある人
- 急性心筋梗塞や重篤な不整脈などの心疾患のある人
- 明らかな出血傾向やその疑いがある人
- 妊娠中の人
- 胃の病気で治療中の人
検診の受け方
個別医療機関で、個別検診で実施します。
実施医療機関を確認し、受診を希望する医療機関に直接お申し込みください。
個別検診実施医療機関一覧(PDF:430KB)(別ウィンドウで開きます)
期間 | 5月~令和8年2月 |
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自己負担金 | 3,600円 |
持ち物 |
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結果 | 胃内視鏡検診は二次読影システムを導入しており、検診結果は、2段階で説明、返却されます。
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注意事項
詳細は、実施医療機関の指示に従ってください。
【午前中検査の場合の例】
検査前日
- 食事は21時までに済ませてください。
検査当日
- 水分(水またはお茶)は脱水予防のための検査前まで摂取可能です。
- 血圧や心臓の薬は朝6時までに内服してください。
- 糖尿病の薬は服薬しないでください。
- 内服をしている人はお薬手帳をご持参ください。
検査による偶発症
- 偶発症の発生頻度は、全国調査から78件/10万件と報告されています。
- 偶発症が生じた場合は、入院治療や緊急開腹手術などが必要となったり、ごく稀に死亡の可能性もあります。
- 内視鏡により粘膜に傷がつくことや出血、穿孔
- 生検による出血、穿孔
- 薬剤によアレルギー
- 検査前からあった疾患の悪化(症状の出ていなかった疾患も含む)
- 鼻痛や鼻出血(経鼻内視鏡の場合)
生検等の追加検査について
検査時に異常が疑われる場合は、検査と同時に病変の一部を採取したり(生検)、ピロリ菌検査を行うことがあります。
これらの検査は保険診療扱いになりますので、検診の自己負担金とは別に費用がかかります。
2025年度けんしんガイド
2025年度けんしんガイド(PDF:6,742KB)(別ウィンドウで開きます)