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更新日:2025年5月15日

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被爆二世「アオギリ」の植樹

被爆二世「アオギリ」苗木の記念植樹

平成27年11月19日、富士市が核兵器廃絶平和都市を宣言してから、ちょうど30年目の節目を迎えたことを記念して、本市も加盟している「平和首長会議」からいただいた、広島被爆二世「アオギリ」の苗木を米の宮公園に植樹しました。
この広島被爆二世「アオギリ」の苗木は、被爆によって焼け焦がれた樹木の株から、再び芽吹いたアオギリの種から育てられたものです。

(写真)被爆2世アオギリの植樹

当日は、市長や市議会議長、核兵器廃絶平和富士市民の会の皆様、市民の皆様が参加し、核兵器廃絶平和都市宣言文の唱和や苗木の植樹を行いました。
市民の皆様には、このアオギリの成長を見守っていただき、平和の大切さをそれぞれの立場で発信していただけたら幸いです。

被爆二世「アオギリ」とは

この被爆アオギリ二世の親木のアオギリは、爆心地から北東1.3kmにある旧広島逓信局(広島市中区東白島町)の中庭で被爆しました。爆心地側の幹半分が熱線と爆風により焼けてえぐられましたが、焦土の中で青々と芽を吹き返し、被爆者に生きる希望を与えました。その後、このアオギリは昭和48年(1973年)に平和記念公園内に移植され、今でも樹皮が傷跡を包むようにして成長を続けています。被爆アオギリ二世は、このアオギリの種から育てられたもので、「平和を愛する心」、「命あるものを大切にする心」を育み、平和の尊さを伝えるとともに、過ちを再び繰り返さないよう、被爆の実相を後世に伝えます。

核兵器廃絶平和都市宣言について

被爆二世「アオギリ」の記録

(写真)平成27年11月19日の被爆2世アオギリ

平成27年11月19日、植樹した直後の「アオギリ」です。

(写真)平成28年8月の被爆2世アオギリ

平成28年8月の「アオギリ」です。

(写真)平成29年8月の被爆2世アオギリ

平成29年8月の「アオギリ」です。
青々とした大きな葉を付け順調に成長しています。

(写真)平成30年8月の被爆2世アオギリ

平成30年8月のアオギリです。
高さが3メートルを超えました。

(写真)令和元年6月の被爆2世アオギリ

令和元年6月のアオギリです。
広報ふじ7月20日号「戦争と平和 被爆2世アオギリを知っていますか?」で紹介しました。

(写真)令和2年7月の被爆2世アオギリ

令和2年7月のアオギリです。

(写真)令和3年7月の被爆2世アオギリ

令和3年7月のアオギリです。

(写真)令和4年7月の被爆2世アオギリ

令和4年7月のアオギリです。
戦争遺跡等説明看板を新たに設置しました。

(写真)令和5年7月の被爆2世アオギリ

令和5年7月のアオギリです。

(写真)令和6年7月の被爆2世アオギリ

令和6年7月のアオギリです。

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