ページID:5747

更新日:2025年5月15日

ここから本文です。

目次

 

令和5年度施政方針

輝く未来を拓(ひら)く
生涯青春都市 富士市 邁進(まいしん)の年

新年度では、「少子化対策に関連する取組」「地方創生に向けた取組」「時代のニーズを捉え、未来を拓く取組」の3つを重点的に実施し、「第六次富士市総合計画」のめざす都市像の具現化に向け果敢に取り組んでいきます。
-画像あり-
(画像説明)市役所から見る富士山と市長

重点施策

  1. 少子化対策に関連する取組
    加速する少子化への対策は喫緊の課題です。結婚から妊娠・出産・子育てに至る切れ目のない支援を行うとともに、柔軟で多様な働き方の推進や移住定住の促進など、企業や関係団体等と協働し、若者が集い、子育てがしやすい地域づくりをさらに推進していきます。
  2. 地方創生に向けた取組
    コロナ禍による地方への関心の高まりを好機と捉え、地域活性化に繋(つな)がる取組や、まちの魅力を高める基盤整備の更なる推進を図るため、「第2期富士市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に位置づけた施策を軸とし、「豪雨等対策の強化」「企業立地の促進」「魅力あふれるまちなかの形成」の3つの施策を重点的に実施していきます。
  3. 時代のニーズを捉え、未来を拓く取組
    ポストコロナの新しい時代の到来を見据え、SDGs、デジタル、ゼロカーボンなど時代のニーズや変化に適応した取組を加速させていくことで、地域課題の解決や新たな価値の創造を図ります。

総合計画を推進するための取組

行政経営

  • ★SDGsプロジェクトエッグ応援補助金制度の拡充(クラウドファンディング型)
  • ★行政課題事項に対する民間協働提案の事業実施
  • ★電子申請システムに、オンライン決済機能を追加
  • ★各所属の配置の見直しと、フリーアドレスの試験導入
  • ★次期共同電算事業実施計画の策定

財政運営

  • ★ショートメッセージ催告システムの導入
  • ◦地方税共通納税システムの税目拡大(固定資産税・都市計画税、軽自動車税等を追加)

組織

  • ◦デジタル変革の司令塔として市長直属の「デジタル推進室」を設置
  • ◦市内中小企業等の総合的な支援を行う「産業支援課」を設置
  • ◦中央病院に、次世代を担う医療人材を育成する

施策の大要 ★は「重点施策」に位置づけた事業、太字表記は新規事業です。

1 安心できる暮らしを守るまち

危機管理

  • ★防災情報アプリ(防災ヘルプサービス)の導入
  • ★江尾地区や沖田地区などの総合的な治水対策の推進
  • ★富士早川や下堀などの河川改修
  • ★急傾斜地崩壊対策の推進
  • ◦乳児用液体ミルク、生理用品の備蓄

消防・救急・救助

  • ◦消防力適正配置調査の実施
  • ◦西消防署南分署の高規格救急自動車の更新
  • ◦大淵まちづくりセンターの耐震性貯水槽を築造
  • ◦老朽化した消防施設の長寿命化対策の推進
  • ◦消防水利マップの公開

-画像あり-
(画像説明)消防訓練の様子

市民安全

  • ◦「第3次富士市消費者教育推進計画」に基づく消費者教育の推進
  • ◦通学路における防犯カメラ設置費用に対する補助を実施
  • ◦通学路における児童の安全確保
  • ◦高齢の運転免許返納者に対して公共交通の利用券交付を実施

市民活躍

  • ◦まちづくり協議会活性化補助金の対象事業に健康づくりを追加
  • ◦パートナーシップ宣誓制度の拡充(ファミリーシップの導入)
  • ◦男女共同参画地区推進員事業検討懇話会の設置
  • ★女性のデジタルスキル習得や向上を目的とした研修の実施
  • ◦メール配信サービスに多言語機能を追加

2 次代を担うひとを育むまち

子育て

  • ★妊婦から低年齢期の子育て家庭までに対する伴走型相談支援の充実
  • ★出産・子育て応援金の支給
  • ★特定妊婦の妊産婦健診などの交通費支援事業
  • ★多胎妊産婦負担軽減事業の実施(「産後ケア事業」及び「はぐくむFUJI家事育児サポート事業」の自己負担金減額)
  • ★放課後児童クラブの運営平準化に向け法人移行の推進

子ども・若者

  • ★専門知識を有するスーパーバイザーを子ども家庭総合支援拠点に配置
  • ◦大学などとの新規連携創出事業
  • ◦地域政策課題調査研究事業の実施
  • ◦青少年体験交流事業の研修地を長野県伊那市周辺に移して実施
  • ◦ANAグループとの協働による航空関連のキャリア教育プログラムの実施
  • ◦核兵器廃絶平和都市宣言啓発事業として、中学生を広島市へ派遣

学校教育

  • ◦学校給食費の公会計化に合わせ、給食費と学校徴収金等の一括徴収を開始
  • ◦大淵第二小学校を大淵第一小学校へ編入統合し、通学用車両により登下校を支援
  • ◦吉原東中学校の編入統合に向けた吉原第三中学校の教室などの改修
  • ◦小中学校の特別教室に空調設備の整備を開始
  • ◦外国人児童生徒の学習を支援する国際教室の増設

社会教育

  • ◦国・県・学識者・市民を交えて「浅間古墳」の保存活用計画の策定を推進
  • ◦「千人塚古墳」の保存整備に係る実施設計の実施
  • ◦富士市文化財保存活用地域計画の周知・啓発
  • ◦富士山かぐや姫ミュージアムで東海道にかかる橋をテーマとした第60回企画展を開催

市民スポーツ・市民文化

  • ◦総合体育館本体の工事に着手し、令和7年4月の供用開始に向けて整備実施
    -画像あり-
    (画像説明)総合体育館完成予想図
  • ◦砂山公園プールの新たな運営事業者を選定
  • ◦富士球場のスコアボードと構造を更新するための改修工事に着手
  • ◦文化会館30周年記念事業チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団コンサートなどの実施

3 支え合い健やかに過ごせるまち

保健】

  • ◦子宮頸がん予防ワクチンキャッチアップ接種の実施及び9価ワクチンの定期接種化を踏まえた接種勧奨
  • ◦「第4次富士市食育推進計画」の策定
  • ◦「第二次富士市自殺対策計画」の策定
  • ◦「国保第3期データヘルス計画」及び「国保第4期特定健康診査等実施計画」の策定
  • ◦「高齢者の保健事業と介護予防等の一体的実施事業」の推進

医療

  • ◦新病院の建設に向け、基本構想の土台となる「新病院あり方検討報告書」の取りまとめ及び建設候補地の検討
  • ◦「中央病院看護職員転入奨励金制度」新設
  • ◦周産期病棟の改修を検討
  • ◦電子カルテ最新版の導入準備

-画像あり-
(画像説明)中央病院

包括的支援

  • ◦「第10次高齢者保健福祉計画」及び「第9期介護保険事業計画」の策定
  • ◦「第5次富士市障害者計画」、「第7期富士市障害福祉計画」、「第3期富士市障害児福祉計画」の策定
  • ◦重層的支援体制を整備するための移行準備事業の実施

地域福祉

  • ◦ユニバーサル就労推進事業認定協力企業の開拓
  • ◦地域産業支援センターと連携し、協力企業の開拓とテレワーク導入を支援

4 豊かな環境を保ち継承するまち

地球環境

  • ★中小企業を対象としたゼロカーボンコンサルティング事業の実施
  • ★富士商工会議所などとの連携による脱炭素化の推進
  • ★ゼロカーボンシンポジウムなどの開催
  • ★市民温暖化対策事業費補助金、中小企業者温暖化対策事業費補助金の拡充

自然・生活環境

  • ◦「富士山麓の環境保全と共生ビジョン」に基づく自然との共生ゾーンの整備に向けた動植物の調査及び測量の実施
  • ◦富士山麓ブナ林創造事業を実施
  • ◦合葬式墓地の供用開始

-画像あり-
(画像説明)富士山麓ブナ林創造事業

循環型社会

  • ◦次期「富士市ごみ処理基本計画」の策定着手
  • ◦事業系食品ロス削減調査事業
  • ◦資源物の分別徹底の啓発

水循環

  • ◦水道料金及び下水道使用料の改定
  • ◦水道主要管路の耐震化、老朽管の更新
  • ◦鷹岡・天間・青葉台地区の下水道管網整備
  • ◦吉永配水池の新規整備に向けた詳細設計

5 活力を創り高めるまち

ものづくり

  • ★デジタルツールを活用したCNFオープンイノベーションの促進及び用途開発の加速化
  • ◦「富士市CNF連携拠点」における研究開発と人材育成に関するプログラムの実施
  • ◦製紙分野の新たな連携に向けた他地域の大学研究者や自治体等との交流
    -画像あり-
    (画像説明)富士市CNF連携拠点開所式
  • ★第2期富士山フロント工業団地の市内外企業への紹介や首都圏でのPR活動及び残る区画の公募実施

商業・流通・サービス産業

  • ★短期間のお試し出店が可能な場を提供する「空き店舗等活用促進事業」を実施
  • ◦ふるさと納税のさらなる寄附額の増加のため、効果的な特産品の紹介やPR活動の実施
  • ◦ふじのくに田子の浦みなと公園と田子の浦港漁協食堂をつなぐプロムナードゾーンの、にぎわい空間創出に向けた漁網倉庫移転への取組の実施
  • ◦4・5月に寄港する外国客船の歓迎イベントの開催
  • ◦市場機能維持のため、富士中央青果株式会社への支援・指導

農林水産業

  • ◦「富士のほうじ茶」を市内外に発信するPR活動の実施及び海外販路の開拓
  • ◦豪雨などによる農地への浸水被害軽減対策事業の実施
  • ◦市内幼稚園の希望に応じた富士ヒノキ製椅子及びベンチの設置
  • ◦富士ヒノキ製品ブランド「FUJI・HINOKI・MADE(フジ・ヒノキ・メイド)」PR活動の実施
    -画像あり-
    (画像説明)富士ヒノキ製ベンチ(東京都中野区へ寄贈)
  • ★県立農林環境専門職大学と連携し、林業人材の育成及び新規就業者確保への取組の実施

中小企業等振興

  • ◦市内事業者などの課題解決、起業・創業、IT・DX及び工業系技術など、様々な支援及びビジネスマッチングや市内外、海外への販路開拓支援の実施
  • ★中小企業等の専門的人材確保や課題解決のため、プロフェッショナル人材の活用促進を図る複業人材活用導入支援の実施
  • ★UJI(ユージェイアイ)ターン就職促進のため、東京圏に居住する学生と市内企業が交流するイベントの開催
  • ★新富士駅シェアオフィスなどに進出した企業の定着と、その企業が保有するデジタル技術と市内企業との連携事業の支援

6 魅力を活(い)かし人と人を繋(つな)ぐまち

観光

  • ◦富士山世界遺産10周年記念イベントの開催
  • ◦インバウンド回復に向け、SNS広告を活用した富士山登山ルート3776事業の海外向けプロモーションを実施
  • ◦旧藤田邸の利活用促進

シティプロモーション

  • ◦豊かな自然や田子の浦しらす、岳南電車などの魅力発信短編動画の制作
  • ◦本市の概要を盛り込んだ総合的に本市を紹介する富士市紹介動画の制作
  • ◦吉野弘氏朗読コンクール開催
  • ★東京圏からの移住を促進するため、国の制度改正に合わせて「移住就業支援補助金」の子育て世帯への加算額の増額
  • ★移住定住者の受け皿づくりなど支援事業の継続実施
  • ★大学生等によるワークシェア実施への支援

交流

  • ★バーチャルサイクリングシステム「富士山バーチャルサイクルロードレース大会」の開催
  • ◦「富士川かりがね橋」の開通を記念する自転車関連イベントの実施
  • ◦富士山南麓地域のサイクルツーリズム環境創出を目指し、E–BIKE(イーバイク)などを活用した、官民連携による社会実験事業の実施
    -画像あり-
    (画像説明)E–BIKE
  • ◦世界水泳選手権大会出場のスイス連邦水泳チームの事前合宿受入れ及び市民と選手団との交流機会の創出(東京2020オリパラレガシーの一環)
  • ◦岩手県雫石町との友好都市提携10周年を記念した首長対談、パネル展、物産展の開催

7 快適な暮らしを続けられるまち

市街地形成

  • ◦第三次富士市都市計画マスタープランの策定
  • ◦「富士市集約・連携型都市づくり推進戦略」の改定
  • ◦土砂などの埋立てに対し定期パトロールの実施や監視カメラの設置
  • ◦ドローンによる違反行為や盛土状況等の監視
  • ★県及び警察などの関係機関と連携し、違反事業者への指導
  • ★富士駅北口再開発組合に対する支援、公益施設の基本設計や駅前空間のデザイン検討着手
  • ★富士駅北口周辺の公共空間を活用した社会実験「エキキタテラス」を官民協働で開催
    -画像あり-
    (画像説明)エキキタテラス
  • ★新富士駅南地区における駅前周辺の街区整備及び商業地域の高度利用促進
  • ◦空き家利活用支援補助金の新設
  • ◦相続財産管理人制度を利用した相続人のいない空き家解消の推進
  • ◦空き家セミナーの開催、空き家バンクなどの運用

交通・道路

  • ★「(仮称)富士市MaaS(マース)推進協議会」を創設
  • ★様々な交通モードをシームレスに結び付けるMaaSの導入の推進
  • ★官民連携のもと、オンデマンド交通の実証運行や自動運転のデモンストレーション走行の実施
  • ◦自助努力等の条件を付した上での岳南電車への支援継続
  • ★五味島岩本線や本市場大渕線などの整備推進
  • ◦五味島岩本線等の主要幹線道路に道路愛称を設定

景観・公園・住宅

  • ◦富士川左岸緑地のグラウンド整備
  • ◦多世代同居・近居支援奨励金制度及び在宅テレワーク対応リフォーム支援補助金制度の運用
  • ◦富士見台団地C棟全面的改善事業の実施設計
  • ★県内初となる「(仮称)富士市建設産業活性化協議会」の設置

「令和5年度 施政方針」の全文は、市ウェブサイトでご覧になれます。
問合せ/企画課
電話 55-2718
ファクス 53-6669
-画像あり-
(画像説明)QRコード

今号の目次にもどる

お問い合わせ先

総務部シティプロモーション課広報広聴担当

市庁舎8階北側

電話番号:0545-55-2700

ファクス番号:0545-51-1456