ページID:15906
更新日:2025年12月15日
ここから本文です。
目次
地震災害時のトイレ対策について
大きな地震が発生した直後は、「トイレを使用しない」が原則です
大きな地震が起きると、自宅の排水管や下水道管が被災し、被害を受ける可能性があります。
その時にトイレに水を流すと、汚水が逆流したり、損傷したところから噴出したりすることがあります。
衛生的に大きな問題が生じるだけでなく、さらには復旧作業を困難にすることにもなりかねません。
大きな地震が発生した直後は、トイレに水を流さないでください。
富士市からのお願い
携帯トイレを備蓄してください
災害時に備え、食料や飲料水を備蓄する習慣は広がってきましたが、忘れてはならないのが「災害用トイレ」の備蓄です。
災害用トイレには、簡易的な便座のついた簡易トイレや便器などに被せて使う携帯トイレなどがあります。
大きな地震のあとは自宅のトイレが使用できなくなることが予想されますので、各家庭で、携帯トイレの備蓄をお願いします。
携帯トイレは、最低でも「1日5回の排泄×7日分」が必要です。
人数×5回×7日で必要数を計算し、それ以上を準備しましょう。
また、使用済みの携帯トイレを保管するためのごみ袋も必要です。防臭袋や消臭剤付きなど、臭い対策ができるものを用意してください。回収されるまでは、燃えるごみとして分別し、蓋つきの容器に保管してください。
私たちの生活は、食べること・飲むことと同じように、「排泄すること」も欠かせません。
あなた自身と大切な家族を守るために、食料や水と同じく「携帯トイレ」の備蓄も必ず準備しておきましょう!

携帯トイレの使い方
- 便座をあげて、大きめのポリ袋(45リットル程度)をかぶせる
- 便座をおろし、上から便座をくるむように携帯トイレの袋を(もしくはポリ袋をもう1枚)かぶせる
- 商品のパッケージに従う(もしくは新聞紙、おむつ等をポリ袋に入れた後、排泄する)
- 使用後、携帯トイレの袋(もしくは上のポリ袋)のみ外して空気を抜いてしっかりと口をしばる
- 燃えるごみに出す

画像参照:日本トイレ研究所ホームページ(外部サイトへリンク)