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救急車を上手に使いましょう

本当に救急車が必要ですか?

富士市消防本部では、現在市内に9台の救急車を配置して24時間体制で市内の救急事故などに対応しています。
近年、救急件数は増加の一途をたどり、ここ数年、緊急ではないのに救急車を呼ぶ人が大変増えています。
このような状況が続きますと、本当に救急車を必要とする事故等が発生した時、遠くの救急車が出動し到着が遅れるなど対応が遅れ、救える命が救えなくなるおそれがあります。

平成26年中の傷病程度別搬送状況

平成26年中に救急車で搬送された傷病者の約45%は、医師により軽症と判断されています。
軽症:入院を必要としないもの
中等症:入院を要するもので重症に至らないもの
重症:3週間以上の入院加療を必要とするもの

傷病程度 搬送人員(人) 割合(%)
軽症 3,924 44.73
中等症 4,305 49.08
重症 543 6.19

救急車が必要なのはどんなとき?

次のような症状がみられたら、ためらわずに119番に連絡してください!

体の部位 おとな こども
突然の激しい頭痛
突然の高熱
支えなしで立てないぐらい急にふらつく
頭を痛がって、けいれんがある
頭を強くぶつけて、出血がとまらず、意識がない
顔半分が動きにくい、しびれる
笑うと口や顔の片方がゆがむ
ろれつが回りにくい、うまく話せない
視野がかける、ものが突然二重にみえる
くちびるの色が紫色で、呼吸が弱い
胸や背中 突然の激痛
急な息切れ、呼吸困難
持続する胸の中央が締め付けられるような痛み
痛みの場所が移動する
激しい咳やゼーゼーして呼吸が苦しく、顔色が悪い
おなか 突然の激痛
吐血や下血を伴う痛み
激しい下痢や嘔吐で水分が取れず意識がはっきりしない
下血
その他 返事がない(意識がない)
けいれんが止まらない
食べ物をのどにつまらせて、呼吸が苦しい
返事がない(意識がない)
虫に刺され、全身にじんましんが出た
生まれて3ヶ月未満の乳児の様子がおかしい

救急車を呼んだら、準備しておくもの

救急車を呼んだら、こんなものを準備しておいてください。
・保険証や診察券
・お金
・靴
・普段飲んでいる薬(お薬手帳)

救急車の利用について、皆さんのご理解とご協力をお願いします。

(イラスト)救急車と隊員のイラスト

症状に緊急性がなくても、「交通手段がない」「どこの病院に行けばいいのかわからない」「便利だから」「困っているから」と救急車を呼ぶ人がいます。
救急車や救急医療は限りある資源です。いざというときの自身の安心のために、みんなで上手に利用しましょう。

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お問い合わせ

消防本部警防課救急管理室

電話:0545-55-2856
メールアドレス:fi-keibou@div.city.fuji.shizuoka.jp

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