2022年04月05日掲載
市は、令和4~8年度の5年間を計画期間とする「ユニバーサル就労推進基本計画」を策定しました。この計画は、「様々な理由により働きたくても働くことができない状態にある全ての人がその個性や意欲に応じて能力を発揮し、社会を構成する一員として社会経済活動に参加すること」を基本理念としています。
◆基本方針1
誰もが働くことができる支援体制をつくります
ユニバーサル就労は、ユニバーサル就労支援センターを中心とするユニバーサル就労推進事業により推進しています。
働きづらさは一人一人異なるため、相談窓口の周知及び関係機関の連携を強化することにより、働きづらさを抱える人に対して適切な支援を提供することができます。
また、就労に向けた各種セミナー、職場見学や就労体験など支援内容の充実や、雇用の受入先となる協力企業の拡充など、支援体制の充実を目指します。
【主な施策内容】
(1)ユニバーサル就労支援センターによる支援
(2)各相談窓口等における相談・就労支援
(3)就労に向けた各種セミナー・相談会などの充実
(4)協力企業の開拓と活動支援
◆基本方針2
一人一人の個性に合わせた働き方を創出します
現在の社会情勢の中で、テレワークや短時間就労など、新しい働き方に対する環境整備が求められています。
また、人手不足に悩む業種における人材の確保に関する支援に取り組む必要があります。
一人一人の個性に合わせた仕事を創出し、働きづらさを抱える人の雇用につながる機会を増やします。
【主な施策内容】
(1)多様な働き方の提案・創造
(2)人づくり・生きがいづくりの推進
◆基本方針3
市が一体となって支え合う地域社会をつくります
ユニバーサル就労は、市、市民、事業者及び事業者団体の協働により推進します。
市民の皆さんにユニバーサル就労を周知するため、SNSによる発信や紹介動画をさらに活用します。またユニバーサル就労の先行事例を積極的に紹介するなど、周知・啓発に取り組むことにより、働きづらさを抱える人を受け入れ、寄り添う体制を構築し、市が一体となって支え合う地域社会をつくります。
【主な施策内容】
(1)ユニバーサル就労の周知・啓発
(2)関係機関における連携と情報共有
【基本目標1】
支援対象者の目標は、就労の実現だけではなく、キャリアアップや社会参加の意欲向上など、一人一人の状況により異なります。支援対象者で、自分が設定した目標を達成した人の割合を増やすため、ユニバーサル就労の支援体制の充実に努めます。
【基本目標2】
近年、多様化する働きづらさに対応する新しい働き方が求められています。
業務分解を企業に提案し、テレワークや短時間就労等、新しい働き方に取り組む企業を増やすことにより、新たな雇用創出を目指します。
【基本目標3】
市が一体となって支え合う地域社会をつくるため、あらゆる機会を捉えてユニバーサル就労の周知・啓発に取り組み、ユニバーサル就労の認知度の向上を目指します。
問合せ 生活支援課 電話 55-2886 ファクス 55-2987 Eメール fu-seikatushien@div.city.fuji.shizuoka.jp
シティプロモーション課広報広聴担当(市庁舎8階北側)
電話:0545-55-2700
ファクス:0545-51-1456
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